【オールカマー】レーベンスティール切れ味全開だ!

2024年9月18日 05:18

レーベンスティール

 先週のセントライト記念は推奨したコスモキュランダが2着に入った。今週もお任せあれ。1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる「第70回オールカマー」を取り上げる。過去10年(14年新潟開催を含む)の傾向から勝ち馬を探る。

 【人気】1~3番人気の成績は【5・7・4・14】で16頭が3着以内に入っている。一方、4番人気以下は【5・3・6・93】で14頭の馬券絡み。数字はほぼ変わらない。上位人気でなくても出番はある。特に5番人気は17年ルージュバック、20年センテリュオ、22年ジェラルディーナがV。21年ウインキートスは2着だった。単勝オッズは直前まで注視しよう。

 【前走】格を重視したい。G1組(海外含む)が最多6勝、12連対を誇る。G2、G3組が7連対。そのうち6頭に共通していたのが前走で3着以内だった。唯一の例外だった21年ウインキートスも前々走でG2(目黒記念)を勝っていた。G1組以外は最低限、近況での好走が求められる。

 【中山実績】連対20頭のうち15頭はいずれも重賞ホースだった。そのうち7頭は中山で重賞勝ちがあった。コース実績の後押しも重要。また、中山開催過去9年でこのレースの上がり3F1位だった馬は【5・3・2・3】で連対率61%と良績。長くいい脚を使える馬が上位に顔をのぞかせている。

 【結論】レーベンスティールは中山で23年にセントライト記念勝ち。前走のエプソムCで重賞2勝目を挙げた。前走G3組で、勝ち切っているのが大きい。また、4歳馬は【5・5・3・14】で連対率37%と他の世代を圧倒。中山での3走は全て上がり最速(タイを含む)と決め手も十分に兼ね備えている。G1戦線へ向けて、得意舞台で羽ばたく。 (データ班)

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