【佐賀・サイネリア特別】19日発走 ムーンオブザサマー実績上位! 予想印を公開

2025年1月18日 12:00

巻き返しに全力を注ぐムーンオブザサマー

 佐賀競馬1月19日メインカードはB級特別の「サイネリア特別」(距離1400メートル・7R・18時発走)。中距離戦で実力差が少なくペースと展開次第で各馬にVチャンスはある。

 ◎⑧ムーンオブザサマー 23年7月の佐賀デビュー戦から土つかずの3連逃を演じて9月2歳「九州ジュニアチャンピオン」で重賞デビュー。4連逃を狙ったが、トゥールリーに捕まり2着。続く10月2歳重賞「ネクストスター佐賀」は2番手から早めに先頭に立つがウルトラノホシにかわされ2着。その後2歳特別の1400メートル戦も逃げ切りを図るが2着。半年間の休養を経て昨年5月Bクラスの1300メートル2戦は4、2着。6月3歳1400メートル3歳重賞「佐賀ユースカップ」では中団前で進めて3コーナー手前では早くも先頭に立ち、そこからは独り旅。2着トゥールリーに6馬身差をつけて重賞初勝利を飾った。以降は1400メートルのB級特別2連続3着を挟みB、Cクラスの1400メートル2戦、Bクラスの1300メートル戦を3連勝。前走12月1400メートル準重賞「水仙賞」は5着とピリッとしなかったが実績は上位で巻き返しに全力を注ぐ。

 ◯⑤エイシンチェンバー 23年6月園田でデビュー。園田の1400メートル戦で6勝をマーク。昨年11月に佐賀に転入してくるとCクラスの1300メートル戦、Bクラスの1400メートル2戦と3連勝。前走今年初戦の1400メートル準重賞「門松賞」は佐賀短距離実力馬のトゥールリーから0秒4差の2着だったが、道中の折り合い、仕掛けの反応は申し分なく争覇圏内にいる。

 ▲⑥ハナノウタ 22年8月大井でデビュー。大井では1200メートル戦を2勝、1400メートル戦を1勝。昨年10月から佐賀の一員となったが、前走まで1年10カ月白星が挙がらない状況だ。それでも3走前の11月1300メートル準重賞「ローズ賞」で勝ち馬から0秒4差の3着、前々走12月「水仙賞」は勝ち馬から0秒1差の2着で今回も相まみえるムーンオブザサマー、ラファエーレ、キタサンドライバーに先着している。しぶとさは十分にあり久々の自身4勝目へ展開一つとみる。

 ☆①キタサンドライバー 21年12月中山でデビュー。中央で5戦を経て翌年9月北海道に渡った。門別で1200メートル戦を3勝して23年11月に佐賀へ。転入初戦から1300~1750メートル戦を6連勝すると昨年3月には高知に身を移した。高知では1400メートル戦を1勝し7月佐賀に再転入してきた。そこからCクラスの1300メートル戦1勝、Bクラスの1300メートル1勝、Bクラスの1400メートル戦を2勝している。前走今年1月「門松賞」は2着エイシンチェンバーからアタマ差の3着だったが、上がり3ハロン最速をマーク。決して侮れない存在だ。

 △③ラファエーレ 21年11月阪神芝でデビュー。中央芝を2戦して22年夏に北海道へ。門別で2勝して同年暮れ佐賀に転入してきた。佐賀では前走まで1300メートル戦3勝、1400メートル戦2勝、1750メートル戦3勝の計8勝をマーク。近況は快音が響かないが、1400メートル戦の持ち時計から好戦を演じる場面もある。

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