【佐賀・第52回佐賀記念】6日発走 ノットゥルノ大会連覇へ! 予想印を公開

2025年2月5日 12:00

豊かな自在性を発揮しているノットゥルノ

 佐賀競馬2大競走であり真冬の祭典である「第52回佐賀記念JpnⅢ」(指定交流/距離2000メートル/1着賞金3000万円)が6日10R(19時30分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。前回まで16年連続でJRA所属馬がV、さらに3着までを独占。今年も中央主導の流れになりそうだが、地元佐賀所属馬にも底力ある顔がいて奮起に期待したい。

 ◎⑦ノットゥルノ 21年12月阪神でデビューし6戦目から中央&地方重賞路線に定着。中央重賞で結果は残せていないが、地方交流重賞は22年7月大井「ジャパンダートダービーJpnⅠ」で重賞初V。そして昨年2月前回51回大会は初の佐賀、トップハンデながら武豊を背に3コーナー過ぎでスムーズに抜け出して後続を完封。2着に4馬身差をつけて重賞2Vを達成。その後も5月名古屋2100メートル「名古屋グランプリJpnⅡ」で圧逃ショーを披露。レコードを更新して重賞3V。前々走11月佐賀「JBCクラシックJpnⅠ」は5着止まりだったが、前走12月レコード決着となった名古屋2000メートル「名古屋大賞典JpnⅢ」でもミッキーファイトにはかわされたもののクビ差の2着と善戦。豊かな自在性を発揮して大会史上2頭目の連覇を狙う。

 ◯④グロリアムンディ 20年10月京都芝でデビューし初勝利。その後は芝を7戦したが、白星は挙がらず21年12月阪神でダート初挑戦。ダート初戦から4連勝を果たし砂適正の高さを見せ付けた。重賞は23年3月船橋「ダイオライト記念JpnⅡ」、続く同年5月京都「平安ステークスGⅢ」と地方交流、中央重賞を1度ずつ快勝している。23年12月、前走昨年12月には2年連続で中京GⅠ「チャンピオンズカップ」に挑戦したが13、9着に終わった。それでも前々走昨年10月東京リステッド競走の「ブラジルカップ」は好位から一発を決めており初の佐賀でも好勝負に期待が高まる。

 ▲⑧デルマソトガケ 22年6月阪神芝でデビュー。3戦目からダートに定着すると2連勝で迎えた22年12月川崎重賞「全日本2歳優駿JpnⅠ」でダート2歳王者に輝いた。その後は米国、サウジアラビア、UAEと海外を主戦場として23年3月にはUAE「UAEダービーGⅡ」を制した。その後23年11月には米国「BCクラシックGⅠ」で勝ち馬から1馬身差の2着に入り地力の高さを猛アピールした。2年連続で挑戦した昨年11月の「BCクラシックGⅠ」は13着、前走12月大井「東京大賞典GⅠ」6着と近況は一昨年の勢いは感じられないが、底力は侮れず目が離せない。

 ☆⑪クラウンプライド 21年10月中京でデビュー。前走までに6勝をマークしているが、重賞は4V。22年3月UAE「UAEダービーGⅡ」、23年9月と昨年9月の韓国「コリアカップGⅢ」と海外重賞を3勝。そして昨年7月盛岡「マーキュリーカップJpnⅢ」を制している。とくに「コリアカップGⅢ」は2年連続で圧勝劇を演じた。GⅠも22年12月中京「チャンピオンズカップ」で勝ち馬からクビ差2着と善戦した過去があり展開一つとみる。

 △⑨シルトプレ 21年7月門別でデビュー。同年10月川崎2歳地方交流「鎌倉記念」で重賞初V。その後は船橋を経て22年春に北海道に戻ると4月門別「北斗盃」、6月門別「北海優駿」、10月盛岡「ダービーグランプリ」と地方3歳重賞を3V。翌23年は5月門別「コスモバルク記念」、11月門別「道営記念」とさらに重賞2Vを追加した。3走前の昨年11月佐賀「JBCクラシックJpnⅠ」は上がり3ハロン2番目のタイムをマークし4着でノットゥルノに先着。その後は佐賀の一員となった。前々走12月佐賀グランプリ「中島記念」は2着に5馬身差をつけて重賞7Vを達成。前走1月の今大会トライアルにあたる佐賀「雷山特別」も2着に5馬身差をつけ年をまたいで連勝。状態は良好でJRA勢に真っ向勝負を挑む。

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