【園田競馬】新人・米玉利燕三が初騎乗初勝利 「めちゃくちゃな追い方でした」も兵庫では15年ぶり快挙
2025年4月15日 14:55 兵庫競馬の新人騎手、米玉利燕三(よねたまり・えんぞう、17=森沢友)が15日の園田競馬でデビューを迎え、初騎乗となった1R(C3四4歳以上、ダート1400メートル)を2番人気キングレノン(牡4=保利良)でいきなり制し、初騎乗初勝利を達成した。
兵庫競馬では杉浦健太以来15年ぶりの快挙となった。
米玉利は「素直にうれしいです。先生からはスタートを出たら、減量を生かした攻めた騎乗をしてこいと言われていました。道中ずっと手応えが良かったです。めちゃくちゃな追い方でしたが、馬がよく頑張ってくれました」と話し、最高の表情を見せた。
レースを見守った師匠の森沢友貴師は「うれしいですね。あとで泣くことにします」と愛弟子の素晴らしいデビューを喜んだ。
米玉利は父・晴久さんが園田競馬の厩務員(保利良平厩舎)。兄・大悟は135期のボートレーサー。兄は父とともに尼崎ボートを見に行ってボートレーサーに憧れ、競馬ではない道に進んだ。米玉利の名字は全国で180人ほどしかいないという。