【佐賀・青葉特別】25日発走 ロンドンデリーエアB級戦連勝へ! 予想印を公開
2025年5月24日 12:00 佐賀競馬は今週土曜、日曜、月曜の3日間開催。日曜日のメインレース「青葉特別」(距離1750メートル/1着賞金80万円)は25日5R(18時発走)に行われる。前走の若葉特別1着で波に乗るロンドンデリーエア(牡8=真島正)がここも力強く安定した走りで前めを追走、最後はきっちりと抜け出して4連勝を飾るとみた。
◎ロンドンデリーエア(真島正厩舎) JRA、南関東(大井)、金沢を経て今年1月に佐賀に移籍。佐賀ではここまで6戦5勝でオール連対の好成績を残す。前走の「若葉特別」はB級昇格戦で格上挑戦だったが、スタート直後にすんなり2番手につけると、最後はきっちりと抜け出して3連勝でB級初白星を飾った。昇級前の2戦の走破時計からすれば現級にも十分対応できるとみられていたが、期待以上に強い走りだった。速い流れのレースにも難なく対応でき、控える競馬もできる。行き脚も速く、位置取りや展開にこだわらず持ち味を発揮できる万能型。さらに上を目指すためにも、ここはきっちりと連勝を決めたい。
○プリンシパルアクト(池田厩舎) 昨年3月に佐賀に移籍。ここまで20戦で7勝をマークするなど堅実に結果を積み重ねてきた。前走「若葉特別」はスタート直後に主導権を奪う積極的な走りを見せ、勝ったロンドンデリーエアとの差はほとんどなく2着に粘った。3走前の「卯月特別」では9連勝と快進撃を続けていたカシノカンピオーネを退け快勝。道中2番手までにつけたレースでは、距離を問わず着実に結果を残している。ここも前走同様に前々勝負で前走の勝ち馬へのリベンジを狙うことになりそうだ。
▲ダンツトレント(古賀厩舎) JRA時代には2着と3着がそれぞれ1回ずつあり、昨年10月の移籍後は13戦4勝、2着3回、3着3回。また4勝はすべて1750メートル戦でこの距離を得意にしている。B級では昇級初戦の1月「新春特別」で現在A級のトリオンファーレをアタマ差で差し切り1着になった。その後も特別、準重賞戦で結果を出し続け、強力馬が揃った今回のメンバーの中でも力はまったく見劣りしない。豊富なスタミナと堅実な差し脚に加え、先行可能な自在脚もある。流れに乗って外を一気に捲り上げる走りは十分に警戒したい。
☆カシノカンピオーネ(古賀厩舎) 昨年10月の移籍後は連勝街道を突っ走り一気にB級まで駆け上がったが、2走前の「卯月特別」2着で連勝がストップすると前走「若葉特別」は後方からの仕掛けとなり見せ場らしい見せ場をつくれないまま7着大敗。B級特別メンバーとの中距離戦ではさすがに勢いを維持するのは難しかったようだ。それでも佐賀移籍後に破竹の9連勝を飾ったポテンシャルは簡単には見限れない。これまでの走破時計を見ても、しっかりと立て直すことができれば、まだまだ通用する力はあるはず。内のコースだと前にいる馬を怖がるクセがあるので、スムーズに外めのコースを確保できるかが再発進のカギになる。
△イケメンパリピ(真島二厩舎) 昨年6月「フレッシュチャレンジ」でデビュー戦勝利を飾り、「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」5着、「サンライズカップ」4着と門別重賞で結果を残した。船橋を経て4月に佐賀に移籍すると、初戦の「卯月特別」では古馬相手の中距離戦で4着と好戦。続く前走の「卯月特別」は1着のロンドンデリーエアから0秒9差の5着だったが、一時は中団から3番手に浮上するなどレース内容は悪くなかった。使いつつ状態は上がってきており、ここは叩き3走目の上積みが期待できる。門別時代の走りを取り戻せば、B級特別クラスの強敵相手が相手でもしっかりとした結果を残せるはずだ。