さあ、帝王賞。本命は（2）ミッキーファイト。2歳時から注目していた馬で、レパードSもジャパンダートクラシックも、フェブラリーSとアンタレスSでも本命にしていた馬。特にジャパンダートクラシック（2着）は大井を経験できたのと、フォーエバーヤングに迫ったのは評価できる。その頃よりさらに磨きがかかり、前走のアンタレスS（1着）は力の違いを見せつけた。ここ目標に万全。なかなか骨のある相手だが、今のこの馬にとっては恐れるような相手ではない。

　問題は2番手以降。対抗は（6）ラムジェットに。やはり昨年の東京ダービー（1着）が圧巻の内容。ジャパンダートクラシックも力を見せた4着。海外での凡走で人気落ちするなら、狙う価値はある。大井経験も強み。問題は海外帰りで仕上がりがどうかだけ。

　3番手に（4）シンメデージーを推したい。高知＆園田で6連勝後の東京ダービー4着は驚かされた。一線級相手でも掲示板を外したことはない。ここに来て成長も著しく、勝つまではさすがに難しいが、2、3着ならあっても不思議じゃない。

　（12）ウィルソンテソーロはラムジェットと同様に海外帰りがどうかだが、チャンピオンズCは2年連続でレモンポップの2着。東京大賞典はフォーエバーヤングの2着。昨年の帝王賞も2着。大井は走るし実績は最上位。他では大井が合うかどうかだが（3）アウトレンジ。穴で（10）ミックファイアの復活も期待したい。帝王賞3勝目が懸かっていたメイショウハリオも狙い目だったが残念ながら競走除外となってしまった。

【買い目】
　馬券は3連単フォーメーション（2）―（4）（6）（12）―（3）（4）（6）（10）（12）、（2）―（3）（10）―（4）（6）（12）の18点で勝負！よろしくちゃーん！

■じゃい
　1972年（昭47）3月20日生まれ、神奈川県出身の53歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。22年8月21日のＷＩＮ5で9370万6710円の超高額配当を的中させた最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。