種牡馬引退シャフリヤールに藤原英昭師が熱い思い「いなくなったわけじゃない」「血を残すことが俺の使命」
2025年7月2日 14:14 21年のダービー馬シャフリヤール(牡7、父ディープインパクト)が種牡馬を引退することが2日、関係者への取材で分かった。
昨年の有馬記念(2着)を最後にターフを去り、今年から社台スタリオンステーションに繋養(けいよう)されていたが受胎率が極めて低く、判断が下された。
現役時代に管理した藤原英昭師(60)は「凄く期待していたが、本当に残念。関係者はよりその思いが強いと思う」と沈痛な表情。続けて、「でも、いなくなったわけじゃないから。(誕生予定の産駒が)7頭ほどいるのでまだ血は残っている。血を残すことが俺の使命。機会を頂ければぜひやりたい」と熱い思いを吐露した。
騎手時代に共にダービーを制した福永祐一師(48)も「いい種牡馬になると思っていたので…」と残念がった。