フィールドオブゴールド、オンブズマンが世界ランク首位タイへ フォーエバーヤングに並ぶ 第5回中間発表
2025年7月10日 22:43 IFHA(国際競馬統括機関連盟)は10日、今年のロンジンワールドベストレースホースランキング第5回中間発表を行った。
1月1日から7月6日までの主要レースが対象で、英国王室が主催するロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスSを制したフィールドオブゴールド(牡3=英国)、同じくJ&T・ゴスデン厩舎で同開催のプリンスオブウェールズSを制したオンブズマン(牡4)に127ポンドのレーティングがつき、サウジカップ覇者の首位フォーエバーヤング(牡4=矢作)に並んだ。
英サンダウンのエクリプスSでオンブズマンを負かし、G1初制覇を飾ったドラクロワ(牡3=アイルランド)は126ポンドで4位タイとなっている。
仏サンクルー大賞を制したカランダガン(セン4=フランス)は125ポンドで7位タイ、宝塚記念を制したメイショウタバル(牡4=石橋)が120ポンドで20位タイにランクイン。英ダービーに続き、愛ダービーを制したランボーン(牡3=アイルランド)は120ポンドで、英ダービー後の前回の発表から変わらなかった。
この中間、出走していない他の上位陣はチェアマンズスプリントプライズ(香港)覇者カーインライジング(セン4=香港)とサウジカップ2着ロマンチックウォリアー(セン7=香港)が126ポンドで4位タイ、ドバイシーマクラシック覇者ダノンデサイル(牡4=安田)、ケンタッキーダービーとベルモントSを制した米2冠馬ソヴリンティ(牡3=米国)、英コロネーションカップ覇者ヤンブリューゲル(牡4=アイルランド)が125ポンドで7位タイとなっている。
23年はイクイノックス(牡6)が日本調教馬の歴代最高値となる135ポンド(対象レース=ジャパンカップ1着)で年間1位に輝いた。
▽レーティング 競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差や負担重量などを基に、国際的に統一された基準により、数値化したもの。