重賞3勝のカラテが引退 小田切光オーナーがXで発表 屈腱炎を発症
2025年7月10日 17:43
カラテ
22年新潟記念など重賞3勝を挙げているカラテ（牡9＝東田）が、屈腱炎を発症したため現役を引退することになった。同馬を所有する小田切光オーナーがXで発表した。
小田切オーナーは「カラテくん昨日の追い切りで屈腱炎になってしまいました。残念ながら引退です。今後の行き先はまだ未定です。本当にこの歳までよく走ってくれた。49戦8勝。うち重賞3勝！！ 感謝しかない。そして競走馬以外の部分、世の中にイジメや虐待、差別をなくそうという私の活動の背中を押してくれた、とても大きな力を持った馬でした。応援して下さった皆様、競馬関係者の皆様。本当にありがとうございました。カラテくんありがとう」（原文ママ）とつづっている。
カラテは18年夏に美浦・高橋祥泰厩舎からデビュー。同厩舎が22年2月に解散すると、栗東・辻野厩舎へ転厩。さらに24年6月から音無厩舎に所属。今年3月の同厩舎解散以降は東田厩舎に移籍し、来週の小倉記念を目指して調整中だった。
