【佐賀・九州チャンピオンシップ】24日発走 アエノブライアン重賞3勝目へ! 予想印を公開
2025年8月23日 12:00 今週の佐賀競馬は土曜(23日)、日曜日(24日)の2日間開催。日曜日のメインレース・重賞「日本トーター杯第5回九州チャンピオンシップ」(距離1750メートル/1着賞金400万円)は6R(18時15分発走)で行われる。中心となるのは昨年の同レース2着馬のアエノブライアン。7歳を迎えたが、夏場も元気いっぱい。重賞3勝目に照準を定める。
◎⑤アエノブライアン(池田厩舎)昨年5月に南関(大井)から佐賀に移籍後、12戦5勝2着6回と安定した成績を残しており、そのうち「佐賀王冠賞」、「九州大賞典」と2つの重賞を制している。今年は2月「多良岳特別」で4着に敗れた後は放牧で立て直し、6月に復帰。前走の「阿蘇山特別」を勝って今回の1戦に臨む。メンバーを見ても今回は前走で破った相手が多く、力関係はかなり優位。持ち味の先行力を生かして重賞3勝目を狙いたい。
◯②コスモファルネーゼ(真島元厩舎)南関(大井)から今年1月に佐賀に移籍。重賞勝ちこそないがオープン戦で3勝と堅実に駆けている。早くも今年11戦目で上がり目という部分では微妙だが、先行脚質の安定したレース運びで大崩れは少ない。今回は鞍上に名手・石川倭を配置。前走はアエノブライアンと1馬身差の2着。鞍上のエスコートが決まれば逆転の可能性は十分だろう。
▲①シルヴァーゴースト(真島二厩舎)昨年3月に中央1勝クラスを勝って今年4月に佐賀へ移籍。1300~1400メートルを逃げて連勝して今回の重賞に挑む。スピードタイプではあるが1750メートル戦も守備範囲。最内枠という枠番的に今回も積極的にゲートから出していく展開になりそうだ。あとは同型との兼ね合いになるが、徹底先行タイプがいないのはこの馬にとってチャンス。メンバー中唯一の牝馬でもあり、「夏は牝馬」の格言通りなら、侮れない存在になる。
☆⑧ダノンターキッシュ(中川厩舎)中央2勝クラスから今年5月に佐賀へ移籍。「佐賀スプリングカップ」5着、「佐賀王冠賞」3着と掲示板を外していないように、重賞でも通用する力量を持っている。早い上がりが使えるタイプではないので、位置取りと仕掛けのタイミングが重要。決め手には欠くのでアタマでは狙いづらいが、馬券圏内という観点ならしっかり押さえておきたい1頭だ。
△⑩マナホク(真島元厩舎)今年1月に岩手から佐賀へ移籍後、12戦1勝。勝ち星こそ1つだけだが5月「佐賀スプリングカップ」では3着と馬券圏内に入っている。脚の使いどころが難しいタイプだが、ひと脚は使えるのでペースが早くなって前崩れの展開になれば出番もありそう。有力馬に先行タイプが多いので、展開がバチッとハマれば浮上の可能性も。末脚勝負に懸ける。