【佐賀・中秋特別】28日発走 ニシノリンダ再進撃図る! 予想印を公開

2025年9月27日 12:00

この距離も問題なくこなせるニシノリンダ

 今週の佐賀競馬は9月27、28、29日の3日間開催。日曜日(28日)のメイン5R・中秋特別(距離1750メートル、18時00分発走)はBクラスの中距離戦で9頭がエントリー。自己条件に戻ってニシノリンダ(牝3=真島元)が再進撃を図る。

 ◎④ニシノリンダ(真島元厩舎)昨年8月に中央で未勝利戦を勝ち上がり、4月に佐賀へ転入。移籍3戦目の「水無月特別」で移籍後初勝利を飾ると重賞の「佐賀ユースカップ」を含めて3連勝。前走の交流重賞「サマーチャンピオン」はさすがに敷居が高く8着に終わったが、この敗戦も今後の糧になるだろう。今回は地元馬同士の1戦。本質的にスピードタイプで距離はもう少し短い方が持ち味を生かしやすいが、この距離も問題なくこなせる。鞍上は連勝中と同じ山口勲にスイッチ。白星で仕切り直しを図る。

 ◯⑧ダンツビガー(古賀光厩舎)一昨年の6月に中央で勝ち上がって1勝クラスでも計4回の掲示板と見せ場をつくってきた。転入初戦となった前走の「長月特別」は2番手で折り合うと、1番人気に支持されたラインフォルテにクビ差迫ったところがゴール。移籍初戦にしてアピール十分な内容だった。1度使っての上積みも見込める今回は、佐賀初勝利を期待したいところ。中央実績ではニシノリンダを上回るだけに軌道に乗れば逆転は十分。好位置を獲りやすい外枠に入ったのも歓迎材料だ。

 ▲③キクノアーデント(山田徹厩舎)園田から今年6月に佐賀へ移籍。6戦2勝2着1回ですべて掲示板を確保している。移籍後は一貫して1300~1400メートル戦を使ってきたが、今回は移籍後初の中距離戦。短距離戦でも先行できるスピードがあるので、今回もある程度の位置は確保できそう。先週の開催は差しが決まらない明らかな先行有利な馬場だったので、今回も同様の傾向が続くならチャンスもありそうだ。

 ☆⑦ヴェストラン(手島厩舎)昨年9月の佐賀移籍後はコンスタントにレースを使われているが、佐賀で19戦して掲示板外は2走前の1走のみ。6勝2着6回、3着6回と抜群の安定感を見せている。キクノアーデントと同様に1300~1400メートル戦を主戦場としており、中距離戦は初挑戦。相手なりに走れる強みを生かして、馬券圏内に食い込めるか。

 △⑨ロッソ(池田厩舎)笠松、園田を経て一昨年の9月に佐賀へ移籍。月2走のペースで順調に出走回数を重ね、56戦の豊富なキャリアを誇る。今年に入ってから現級特別戦では掲示板止まりという結果が続いているが、今回は3キロ減の林悠翔を起用し、53キロでの出走。差し脚質だが、ひと脚は確実に使える。ペースが速くなった時の流れ込みは警戒したい。

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