【菊花賞】エネルジコを車に例えると…ルメール「SUVっぽい。四輪駆動」

2025年10月23日 05:28

クリストフ・ルメール

 “令和の菊男”が、春2冠不出走の遅れてきた大物を導く。クラシック最終戦「第86回菊花賞」(26日、京都)の最終追い切りが22日、東西トレセンで行われた。栗東に滞在する関東馬エネルジコはCWコースで僚馬を置き去りにする豪快な伸び脚を披露。万全の仕上がりでラスト1冠を獲りにいく。コンビを組むクリストフ・ルメール(46)は23年ドゥレッツァ、24年アーバンシックに続く史上初となる菊花賞3連覇の偉業に挑む。同レースは23日に出走馬、枠順が決まる。 

 【ルメールに聞く】
 ――デビュー3連勝で臨んだ前走の新潟記念は2着。
 「(休み明けで)フレッシュだったけど、よく頑張ってくれました。勝った馬は強かったですし、負けたのは仕方ないね」

 ――1週前追いで稽古をつけ、CWコースで6F81秒8~1F11秒1をマーク。
 「良かったです。元気いっぱい。走り方も良かったです。問題なさそう」

 ――エネルジコの走りを車に例えると?
 「(車種の)SUVっぽい。四輪駆動」

 ――初めての3000メートル戦。距離延長については?
 「3000メートルはいいと思う。ビッグチャンスだと思うね」

 ――自身は23年ドゥレッツァ、24年アーバンシックで当レース連覇中。
 「長い距離ですからリラックスできる馬が必要です。できれば内側で走らせたい。外側だと3500メートルになるので(笑い)」

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