【佐賀・第27回九州大賞典】2日発走 アエノブライアン大会連覇に挑む! 予想印を公開
2025年11月1日 12:00 今週の佐賀競馬は2日間開催。注目は日曜日の第6Rに開催される「第27回九州大賞典(3歳以上オープン・2500メートル・18時5分発走)」だ。年に一度、この距離で行われる名物重賞。グレイトパールの3連覇(2020~2022)などリピーターが強い傾向もある。果たして今年はどういう結末を迎えるか8頭が集った。
 ◎④アエノブライアン(池田忠好厩舎)連覇に挑む。まずはこの距離を経験しているのはプラス。2000メートル以上は佐賀転入後3戦2勝、2着1回と連は外していない。崩れたのは南関東に在籍した2022年12月の大井4着以来ない。前走の「天山特別」3着を叩いてしっかりここに合わせてきた。距離が伸びるのは歓迎。素直に軸に据えたい。
 ○⑥ベルウッドグラス(手島勝利厩舎)門別からの転入戦。当日の気配に要注目だが、長い距離に良績があるので評価を上げた。中央時代の昨年6月に東京の1勝クラス(2100メートル)で勝利。3走前は門別の2600メートル戦で3着に入った。いきなり見せ場をつくるか。
 ▲②コスモファルネーゼ(真島二也厩舎)前走はかなり縦長の展開。仕掛け遅れた印象の3着だった。馬の状態もいいだけに巻き返しに力が入る中で3勝を挙げている石川慎騎手にチェンジするのは心強い。どの距離でも安定して走れる強みを生かして連対圏を目指す。
 ☆⑦ベルノレイズ(渡辺博文厩舎)唯一のBクラスの馬だが、転入してから3連勝と勢いあり。昨年4月の新潟芝2400メートルで2着もあることを考えると、距離も大丈夫。あとは力関係だけ。
 △⑧ダノンターキッシュ(中川竜馬厩舎)全成績(2・6・7・32)が示す通り、勝ち味に遅いタイプ。中央時代は2000メートル以上で活躍。2400メートルで3連続2着。2600メートルで3着がある。展開次第になるが、一発があっても不思議ない。
 その他では、前走で初めて2000メートル以上で連対した⑤カナラクリーク(真島正徳厩舎)は、良績はマイル前後に集まっているので少し評価を下げる。それならば③フレイムソード(中川竜馬厩舎)の方が妙味。昨年のこのレースは上位2頭とやや離されたが、3着に入線。今年に入ってからやや成績を落としているが、穴でしっかり押さえたい。
            