【佐賀・第8回ウインターチャンピオン】16日発走 デジタルサイオン輝く! 予想印を公開

2025年11月15日 12:00

安定感抜群で持ち時計も一番のデジタルサイオン

 今週の佐賀競馬は2日間開催。注目は16日、日曜日の第6レース、重賞「第8回ウインターチャンピオン」(1400メートル、18時5分発走)だ。古馬短距離路線重賞の今年最後を飾るレースに12頭が集った。

 ◎②デジタルサイオン(東真市厩舎)東厩舎は2頭出し。ハナにこだわりたいのはマイネルサハラの方。ほかにも行きたいタイプの馬が多く先行激化が予想される。それを見ながらレースができるデジタルサイオンに期待した。前走の準重賞「大村湾賞」は約1カ月ぶりのレースでプラス9キロの474キロとやや太め残りだったことも影響して5着に敗れた。昨年7月に佐賀転入後、100%複勝圏内こそ前走でストップしたが、21戦して(8・11・1・1)の安定感は抜群。持ち時計も一番。当日絞れていたら積極的に買いたい。芝、ダート問わずに活躍したアグネスデジタル産駒のラストクロップが輝く。

 ○⑦テイエムフォンテ(平山宏秀厩舎)対抗も差し馬から。前走の重賞「佐賀オータムスプリント」は長くいい脚を使って快勝。実績のある距離で引き続き期待できそう。一つ気がかりが、10走前から好走と凡走を繰り返している。今回は凡走の番になるので2番手評価まで。

 ▲⑤オオイチョウ(真島元徳厩舎)ダッシュ力がないため後方待機になるが、上がり3Fで37秒台の脚も使いながらゴール前で猛追してくる。展開も向きそうで3番手まで評価を上げた。

 ☆④マイネルサハラ(東真市厩舎)前走の「大村湾賞」は好スタートから力強く押し切った。ここは同型が多く簡単ではない。佐賀では8勝を挙げているが、着外に敗れた5回は自分のペースで行けなかった。スピードの違いを見せるか、着外に敗れるかの極端な成績になるタイプ。

 △⑫コナブラック(大島静夫厩舎)中央から転入2戦目。初戦は22年1月以来のダートで6着。進みも悪かった。叩き2走目の大外枠で変わる要素はあるが、中央時代の実績は芝に集中。砂への適性が未知数だが、穴で一考したい存在。

 ①マイネルダグラス(中川竜馬厩舎)は近走成績から厳しい。

 ③ヴァガボンド(真島正徳厩舎)中央オープン2着と実績は一枚上だが、1400メートルは長い。

 ⑥シルヴァーゴースト(真島二也厩舎)は1400メートルが少し長い。

 ⑧フェブキラナ(大島静夫厩舎)は前々でどこまで。

 ⑨ロードミッドナイト(池田忠好厩舎)はうまく流れに乗れればチャンスあり。

 ⑩ダイメイセブン(平山宏秀厩舎)は中央3勝馬で転入初戦。初の距離がどう出るか。

 ⑪アビエルト(鮫島克也厩舎)は3走前にマイネルサハラの2着はあるが、これは53キロだった。別定の56キロでは厳しい。

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