【新馬戦総括】プラウディッツ強し!外から切れ味発揮

2025年12月23日 05:00

新馬Vリスト

 出世しそうな素質馬が多く勝ち上がった。中山では芝2000メートル戦のプラウディッツが強かった。中団追走から終始、外々を回らされる形でも抜群の手応え。レースの上がり3F(12秒1→11秒8→11秒4)が加速ラップとなった展開を突き抜けた。牝馬ながら距離延長も問題なさそうでオークス路線で台風の目となるか。将来性も込みでS評価を与えたい。

 A評価の2頭は朝日杯FSを制したカヴァレリッツォと同じサートゥルナーリア産駒。中山芝1600メートルのロデオドライブは卓越した持久力を感じさせた。大外枠をモノともせず、促されながら好位へ。直線に向くとギアが切り替わって抜け出した。阪神芝1800メートル戦を制した牝馬のトリニティは最内枠から好発を決めての逃げ切りV。母ヌーヴォレコルトの良血らしく、順調なら来春の大舞台を目指せる。

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