【ダイヤモンドS】スティンガーグラス重賞初制覇 ステイヤー“素質開花”で春の盾へ名乗り
2026年2月22日 05:25 冬の東京開催の名物長距離ハンデG3「第76回ダイヤモンドS」が21日、東京競馬場で行われた。向正面で進出を開始した1番人気スティンガーグラスが最終4コーナー先頭から後続を楽々振り切って重賞初制覇を達成。天皇賞・春(5月3日、京都)に堂々と名乗りを上げた。
さすがは名手ルメール。1番人気スティンガーグラスも目下の充実ぶりを示して好騎乗に応えた。1F13秒台を3回刻み、ペースがガクンと落ちた中盤。逃げるファウストラーゼンを目がけて、向正面で中団から2番手に押し上げた時点で勝負あった!最終4コーナーで悠々と先頭に立つと、迫る馬はいなかった。2着ファイアンクランツに1馬身1/4差をつけ、余裕の重賞初制覇。
ルメールは「いつも通り彼はスタートは遅くて、後ろから。ずっと外を回されたくなかったので前半はプレッシャーをかけず(向正面で)ペースがとても遅かったので動きました。ペースが上がってからはリラックスしていました」と笑みがはじけた。鞍上は雪で順延になった10日の東京新聞杯(トロヴァトーレ)、14日のクイーンC(ドリームコア)に続き、3週連続東京で重賞Vの快進撃。年初から飛ばしまくり、さすがの貫禄を見せている。
愛馬は自ら騎乗した昨秋アルゼンチン共和国杯2着後、登録した有馬記念を見送った。美浦・木村厩舎から移籍し、今回が“再出発”となる転厩初戦だった。新たに管理する友道師は「半信半疑でした」と開口一番で切り出した後、それでも資質は感じ取っていた。
「調教は動いていましたし、何よりルメールさんがこの馬のことを分かっている。スタミナがあるのは調教でも感じていました。トップスピードはなさそうだけど、ルメールさんが特長を生かしてくれた」(同師)。一瞬の爆発的な切れはなくても、一度ギアが上がれば、長く脚が続く。長所を引き出した見事なロングスパートだった。
レース直後、友道師は「天皇賞・春に直行で行きます」とG1獲りを高らかに明言した。同馬の通算6勝中、5勝を挙げているルメールは「スタミナはたくさん持っています。心臓が大きいです。3200メートルはいい。(京都の)右回りも中山で勝っていますから問題ない。(天皇賞は)チャレンジですね」と、26年のさらなる快進撃を保証していた。
◆スティンガーグラス 父キズナ 母ライフフォーセール(母の父ノットフォーセール)21年3月12日生まれ 牡5歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・エムズレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績11戦6勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億5242万2000円 馬名の由来はカクテルの一種+グラス。
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