石神深一騎手 中山での引退式で胴上げ「本当にうれしい」 次週ラスト騎乗「気が抜けない」
2026年4月19日 05:00 30日付で現役を引退して調教助手に転身する石神深一(43)の引退式が18日、最終レース終了後の中山競馬場ウイナーズサークルで行われた。主戦を務めたJ・G1・9勝のオジュウチョウサンを管理した和田正師らから花束を贈られると、大勢のファンから盛大な拍手と歓声。最後は騎手仲間による胴上げで3回、宙を舞った。石神深は「本当にうれしいですね。いつも以上に大きな声をかけてもらい、こんなに応援してくれる人がいるんだと改めて思いました」と感謝の思いを口にした。
最後のJ・G1騎乗となった中山GJのプラチナドリームは8着だったが、石神深は「結果は残念だったけど、J・G1ではたくさん楽しい思いをさせてもらった」と振り返った。同じ騎手として活躍している長男の深道(20=和田正)に続き、次男の龍貴(りゅうき)さん(17)も7日にJRA競馬学校騎手課程へ入学。「今後は下から(馬を下りて)応援します」と笑った。
その前に、まだ次週の騎乗が残っている。京都土曜4Rゴールドブリーズ、日曜4Rフジフォンテの2頭を予定。「今日が最後ならジーンときたかもしれないけど、まだ気が抜けない。どうやったら勝てるか考えている」。一時代を築いた障害界のレジェンドが次週、騎手人生の集大成となる騎乗を見せてステッキを置く。

