【オークス】ラフターラインズ 鋭い切れ味魅力 4項目で満点“トップ評価”

2026年5月18日 05:30

オークス出走馬採点表

 過去10年の傾向から勝ち馬を導き出す「G1データ王」は厳選5項目。各20点満点のポイント制で勝ち馬に迫る。牝馬クラシック第2弾「第87回オークス」は王道の桜花賞組に加え、新興勢力も参戦し多彩な顔触れとなった。最高得点を獲得したのは2冠を狙う桜花賞馬ではなく、あの馬だ。

【(1)ステップ】
 桜花賞組は【7・5・6・57】と断トツの好成績。23年は掲示板を独占。24年も1~4着を確保するなど中5週のローテが理想で20点。近年は昨年1着カムニャックなどトライアルのフローラS組もトレンドだ。【2・3・1・35】で連対率12・2%、複勝率14・6%と特筆すべき数字ではないが、この組の前走1着は【1・3・0・6】で連対率40%を誇り、軽視できない。フローラS組に15点。他は10点とする。

【(2)前走着順】
 前走1着馬が【6・6・3・44】で連対率20・3%は着順別ではトップ。他に有力が【2・1・2・12】の前走3着馬。連対率は1着馬に劣るものの、勝率11・8%、複勝率29・4%はそれぞれトップ。21年ユーバーレーベンがフローラS3着から巻き返しVに成功した。その点を踏まえ、前走1着馬は20点、前走3着馬は15点、他は10点とする。

【(3)馬体重】
 馬体重も傾向が明らかで理想は460~479キロ。該当馬が7勝と断トツ。20年から23年は4連勝を飾った。前走この範囲にいた馬を20点とする。420~459キロの馬は2勝しており、前走この範囲が15点。他は10点とする。

【(4)位置取り】
 先行脚質の馬が勝ち切るのは難しいコース。4角を1~3番手で回った馬で馬券に絡んだのは17年1着ソウルスターリング、18年2着リリーノーブルの2頭だけ。参考にするため前走の位置取りに注目すると、4角3番手以内だった馬は勝っておらず該当馬は10点。4~10番手だった馬が7勝を挙げており、このポジションで立ち回った馬を20点。それ以外(11番手以下)を15点とする。

【(5)経験】
 過去10年で勝ち馬6頭に1800メートル以上の勝利実績があった。非該当の4頭はそれまでに連対を外したことがなく、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクト、23年リバティアイランドと後に3冠牝馬に輝いた。2400メートルという未知なる距離を走るには大きなアドバンテージになる。1800メートル以上での勝利経験馬を20点、他は10点とする。

【結論】
 牝馬2冠を狙う桜花賞馬スターアニスを抑えてトップに立ったのはラフターラインズだ。4項目で堂々の満点。G1出走経験はないが前走フローラSで見せた鋭い切れ味が武器。上がりタイムが発表されるようになった90年以降でレース史上最速3F32秒8で豪快に差し切った点からも、距離が2F延びても問題ない。昨年のカムニャックに続き、フローラSと本番の連勝を目指す。(データ班)

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