【英G1キングジョージ】マスカレードボール7着 過酷コースに苦戦 ヴェルテンベルクは最下位
2026年7月27日 05:21 英G1「第76回キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」が25日(日本時間同日深夜)、ロンドン近郊のアスコット競馬場で行われ、日本から遠征したマスカレードボール(牡4=手塚久)は7着、ヴェルテンベルク(牡6=宮本)は最下位9着に終わった。日本馬は19年シュヴァルグラン(6着)以来の参戦だったが、欧州勢の壁に阻まれた。コリン・キーン(31)騎乗の英国調教馬カルパナ(牝5=ボールディング)が勝ち、連覇を狙った断然人気カランダガンは2着だった。
日本馬にとっては厳しい結末となった。マスカレードボールは伸び上がるようなスタートで最後方からの競馬。道中は高低差が20メートル以上もある過酷なコース形態に苦戦し、ペースが上がった4角では馬群から離された。直線でも本来の伸びを欠いて7着。ジャパンC以来となるカランダガンとの再戦で注目を集めたが、不完全燃焼なレースとなった。
ルメールは「前半のペースがそれほど速くはなかったので、馬が落ち着いていなかった。坂まで一生懸命走ってくれて、最後の直線でも頑張ってくれたが、ギアをアップすることができなかった」と落胆の表情を浮かべた。鞍上は06年の当レースでハーツクライとコンビを組み、3着に惜敗。同じ勝負服でリベンジに挑んだが、悔しい結果となった。手塚久師は「下り坂で力んでしまったのが、もったいなかった。直線で離されてしまい、そこからハミを取り直してガッツを見せてくれたが、最後は少しバテちゃったような感じだった。まだまだこれからなので、今日の敗戦を糧にしたい」と前を向いた。
初の海外遠征だったヴェルテンベルクも後方のまま伸び切れず、大差の最下位。管理する宮本師は「甘くはなかったですね。この結果ですから、真摯(しんし)に受け止めないといけないと思っています」と語った。
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