【CBC賞】インビンシブルパパ Wコース3頭併せも伸び強烈11秒1 伊藤大師も笑顔「無理はしてない」

2026年8月6日 05:25

美浦で追い切るインビンシブルパパ(撮影・西川祐介)

 圧巻の脚力。インビンシブルパパが1年前を思い出したように爆走した。Wコースの向正面。10馬身以上前を行くギーロカスタル(6歳3勝クラス)、マカナ(4歳同)は“別便”で単走と思われた。だが、4角過ぎで一気にギアチェンジ。ゴール前では前2頭に体を並べた。6F81秒3~1F11秒1の強烈な伸び。伊藤大師も思わず笑顔だ。

 「先週、坂路であれだけやれたので単走の予定だった。ただ、乗り手(助手)には馬の気持ちに任せ、並んだらそれでもいい…と。調教は動く馬だから。無理はしていない。出来落ちは一切ないです」

 逃げ切りで重賞初Vを飾った昨夏のCBC賞から1年。勇躍挑んだブリーダーズCターフスプリント6着以降は3連続2桁着順だが、連敗脱出へ手は打っている。通常なら1週前追いもWコースでやるところを、7月29日は坂路に入れて4F50秒1の猛時計。同日の坂路調教馬で2番目が52秒2(タッカージーティー)だから、飛び抜けた1番時計だ。「以前より体力もついたので坂路でもしっかりやれる。気持ちを抜くような面があるので、あれでピリッとしてくれば」と、低迷する着順とは裏腹にパワーアップを実感している。

 トップハンデ58キロは力の証明。「前走(函館スプリントS10着)でも引くのが早かった。行ってこその馬。新たなスタートを切るつもりです」。迷いなしのスピード勝負で、12&13年マジンプロスパー以来の連覇に挑む。

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