【神戸新聞杯】カフジエメンタール 重馬場で鋭伸ラスト1F12秒4「ビッシリ気合を入れました」
2026年9月18日 05:30 国内外の重賞は“世界のYAHAG1”に注目だ。3枚の菊花賞切符を懸けたトライアル「第74回神戸新聞杯」は17日、出走馬が確定した。矢作厩舎のカフジエメンタールは栗東坂路で鋭い伸び。ラスト2Fは12秒3→12秒4で駆け上がり、好仕上がりをアピールした。連勝中の上がり馬が春2冠ロブチェンに挑む。
連勝中のカフジエメンタールはまだ薄暗い午前5時半、開門直後の坂路に登場した。序盤はミスタージーティー(5歳3勝クラス)の2馬身後ろで、我慢の利いた走り。残り400メートルでペースアップすると、しまい強めに追われて併入に持ち込んだ。ラスト2F24秒7はこの日2位タイの好時計。連日の悪天候で重馬場となり各馬が苦しむ中、しまいの反応は目を引いた。モニターで動きを確認した久保助手は「先週は軽めだったので、ビッシリ気合を入れました。ここに向けて、在厩で順調に調整してこれました」と目を細める。
叔母にG1・9勝アーモンドアイがいる良血。デビュー3戦で勝ち上がれず、格上挑戦した1勝クラスのアルメリア賞で初勝利を挙げた。続く重賞初挑戦の毎日杯でも3着に好走。登録したダービーは2分の1の抽選除外で惜しくも出走はかなわなかったが、夏場にメキメキ成長を遂げ、条件戦を連勝。「のんびり屋さんなんですよね。牡馬にしては珍しいくらいおとなしい。だからいろんな距離で結果を出して、長い距離もこなしてくれているんだと思います」と特徴を口にする。
馬にもそれぞれ個性がある。おとなしい性格と向き合い、じっくり時間をかけてきたからこそ、才能が開花しようとしている。上がり馬として勢いはNo・1。矢作厩舎は20年にコントレイルが当レースVから3冠を達成。今回は3冠を懸けて始動戦を迎えるロブチェンに立ち向かう。「イレ込むことはないので、距離が延びるのはいいと思います。阪神は相性がいいので」と一発を狙う。当地芝は5戦して全て馬券圏内。阪神初参戦の強敵より、舞台経験のアドバンテージがある。
厩舎のエース・フォーエバーヤングは米国遠征中。主戦の坂井は土曜早朝(日本時間)にスターホースと米G1に挑み、月曜には阪神でカフジエメンタールとコンビを組む。矢作厩舎の国内外重賞Vリレーのミッションを遂行する。
≪国内外の3重賞に矢作厩舎3頭再び≫国内外の3重賞に矢作厩舎の3頭が再びそろう。今年3月28日には阪神の毎日杯にカフジエメンタール(3着)、同日中山の日経賞にリビアングラス(11着)が出走し、29日未明(日本時間)にはフォーエバーヤングがドバイワールドC(2着)に挑んだ。今回はドバイ遠征以来のフォーエバーヤングが土曜早朝に米国で始動、そして日曜中山のオールカマーにリビアングラス、月曜阪神の神戸新聞杯にカフジエメンタールが出走。厩舎のエースからスタートするVバトンをつないでいけるか注目だ。

