【大井・7日ジャパンダートクラシック(JpnⅠ)】オーナー・ホリエモンとともに砂の頂へ!イッテラッシャイ!

2026年10月4日 09:30

勢いに乗るイッテラッシャイに注目だ

 3歳ダート3冠競走の最終戦「第28回ジャパンダートクラシック」(JpnⅠ、1着賞金8000万円)は7日、大井競馬場で行われる。中央、地方の精鋭が3歳ダート王の座を争う。今年も中心はJRA勢となりそう。ラスト1冠を狙うイッテラッシャイにスポットを当てる。

 砂の頂へイッテラッシャイ!前走のパフォーマンスを見れば、思わずそんなフレーズが飛び出す。不来方賞は2番枠からスッとハナへ。後続とは差のない形で向正面を進む。縦長の隊列で3コーナーへ。2、3番手に付ける馬が手綱を動かしても、まだ持ったまま。直線もスイスイと突き放し、2着ロックターミガンに決定的ともいえる6馬身差。重賞初制覇を飾った。

 勝ち時計2分0秒9は14年JBCクラシックでコパノリッキーが樹立したコースレコード(2分0秒8)とわずか0秒1差だった。3歳の時点で相当に速い時計を出すのだから〝大物の相〟が出ている。初の地方参戦で2000メートルの距離も初めてだった。そんな中での圧勝劇。新ひだか町の生産馬で〝日高の星〟として期待は増すばかりだ。

 オーナーの存在がさらに注目度を高める。「ホリエモン」の愛称で知られる堀江貴文氏(名義はSNSグループ)の所有馬。前走の盛岡では自ら製作したイッテラッシャイのステッカーをファンに配った。競馬の盛り上げにもひと役買っている。

 昨年の覇者ナルカミは4連勝でこのレースを勝った。この馬も目下、3連勝中。ステップレースが不来方賞というのもピッタリと一致する。鞍上の戸崎も連覇が懸かる立場。最高の勢いを持って、ラスト1冠獲りに挑む。

 芝より先にダートで3冠馬誕生があるのか。フィンガーは2冠達成後、8月に米GⅠパシフィッククラシックSに挑戦。11着と結果が出なかった。帰国後は着地検疫を経て、9月23日に帰厩。大井は他にも京浜盃2着がある。当地実績は申し分ない。海外遠征明けでも仕上がっていれば無論、好勝負になる。身上の先行策で即、輝きを取り戻す。

 イッテラッシャイが勢いで立ち向かう。前走は初の地方参戦で圧勝。継続騎乗の戸崎は連覇も懸かっている。レパードS覇者のチェリヴェントもしぶとい立ち回りから、初の地方が向きそうな印象。その前走はコントレイル産駒として初のダート重賞Vを達成した。重賞連勝で血の歴史を紡ぐか。

 シルバーレシオは前走の東京ダービーで1番人気を背負って2着。フィンガーから0秒2差と大きく負けていない。3走前の1勝クラスではチェリヴェントを破っている。そこから寸法を測れば、十分に争覇圏内だろう。ロックターミガンは羽田盃2着、東京ダービー4着。不来方賞(2着)をひと叩き、ラスト1冠こその思いで挑む。

 ▼ジャパンダートクラシック
 23年までは「ジャパンダートダービー」の名称で、7月上旬に南関東牡馬3冠競走の最終戦として実施。同3冠では唯一、中央交流のJpnⅠとして行われていた。24年、ダート競走の体系整備によりダート3冠競走が創設。1冠目の羽田盃、2冠目の東京ダービーが中央交流となり、それぞれJpnⅠに格付けされた。ジャパンダートダービーは施行時期が10月になり、格付けを維持したまま「ジャパンダートクラシック」に名称が変更された。フルゲートは16頭でJRA所属馬の出走可能頭数は7頭。

 ▼ミックファイア引退記念グッズ
 熱戦の後は、思い出に浸ろう。南関東クラシック3冠体系における最後の無敗3冠馬ミックファイア(牡6=大井・渡辺和)の引退セレモニーが12R発走後(20時50分頃)に行われる。なお、レース当日には場内グッズショップ「Champions TCK」でミックファイア引退記念グッズが販売される。

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