【東京新馬戦】サトノエスパーダ ベール脱ぐ欧州名門の血 田中博師「成長が楽しみ」
2026年10月14日 05:20 今週の「Road to 2027」は注目の中距離戦で初陣を迎える良血2頭を紹介する。土曜東京5R(芝1800メートル)のサトノエスパーダ(牡=田中博、父ソットサス)は父母共に欧州の活躍馬。1週前追いで素軽い動きを披露し、着々と態勢を整えている。日曜京都5R(芝2000メートル)にはJpn1勝ち馬を姉に持つメールデトワール(牝=杉山晴、父エピファネイア)がスタンバイ。名門厩舎が送り出すヒロイン候補がデビュー勝ちに挑む。
18年の開業当初から「凱旋門賞制覇」を目標に掲げる田中博厩舎が、期待の欧州血統馬を土曜東京5Rに送り込む。冠名にスペイン語で「剣」を意味する馬名がつけられたサトノエスパーダ。父は20年凱旋門賞を制したソットサス、母は16年ロックフェルS(英G2)の勝ち馬スペインバーグという良血だ。
7月上旬にゲート試験を合格。8月中旬からは美浦トレセンで入念に乗り込まれている。「いい馬ですよ。素材の良さがあります。走りのフォームの修正に少し時間がかかって、仕上がりが遅れていましたが(徐々に)競馬を走る方に転換していこうと取り組んでいます」と田中博師。7日の1週前追いはWコースで3頭併せを行った。2番手追走から楽な手応えで上昇すると、直線入り口で外ウィンターブリーズ(2歳1勝クラス)と馬体を合わせてグイグイ加速。最後は手応え優勢に併入、内のレッジェランツァ(2歳未勝利)には1馬身先着した。「動きは良かったし、しっかり動けるなと。スタミナがありそう」と師もうなずいた。
その一方で指揮官は「緩さも目立つし将来的に、という感じですね」とも語る。伸びしろを多分に残している愛馬に「距離も持ちそうですし、成長が楽しみ」。大舞台での飛躍を夢見るエスパーダが大きな一歩を踏み出す。
