【アルテミスS】プルヴィナル 無傷2連勝で重賞V! 栗田師「大きいところ狙える」
2026年10月25日 05:12 2歳牝馬G3「第15回アルテミスS」が24日、東京競馬場で行われ、1番人気プルヴィナルが4角2番手から押し切ってV。無傷2連勝で重賞初制覇を飾った。鞍上のクリストフ・ルメール(47)は23年チェルヴィニア、24年ブラウンラチェットに続く3勝目で、当レースの勝利数は歴代単独トップ。管理する栗田徹師(48)は今年の重賞初制覇となった。
名手の手綱さばきが光った。ターニングポイントは3角手前。スタートで後手に回ったプルヴィナルとルメールが仕掛ける。前半3F36秒2のスローペースを嫌い、10番手から一気に2番手までポジションを押し上げた。先行有利の流れを読み切っての決断。ここで勝負ありだった。直線で逃げるジーティーキャリーを早々にかわすと、最後はローズサルーテの猛追を1馬身1/4振り切った。
殊勲の鞍上は「ゲートの中で緊張していて、いいスタートを切れなかった。スローペースだったので、大外から上がっていくことを判断した」と勝負の分かれ目となったシーンを振り返る。栗田師は「気持ちが高ぶりやすい子だけど、今日は競馬場に到着した時からおとなしかった。いい状態で迎えられた」と精神面の落ち着きを勝因に挙げた。
一族にとってもうれしい重賞制覇となった。母クルミナル(須貝厩舎所属)は桜花賞2着、オークス3着とG1で活躍しながらも重賞は勝てずに引退。栗田師が管理した半姉ククナも20年アルテミスSなど重賞2着4回、半兄アライバルも同2着2回とタイトルには届かなかった。母、姉、兄が果たせなかった夢を一発で決めたプルヴィナル。指揮官は「この子はフォームの良さと芯の強さがある。ストライドが大きくて、今までのタイプとは違う」と素質の高さを称賛した。
馬名の意味はラテン語で「神々の座所」。“競馬界の頂点に座る”ことを願って名付けられた。今後について師は「まずは健康面をチェックして牧場にお返ししてからになる」と話すにとどめたが、「大きいところを狙えそう」と期待十分。幾多の名馬にまたがったルメールも「強い馬ですね。2歳で伸びしろもあるのでトップレベルに行けそう」と語った。無傷連勝でつかんだ重賞タイトル。母が成し遂げられなかったクラシック戴冠、そして競馬界の頂点に向かって、夢が広がる1勝となった。
◆プルヴィナル 父モーリス 母クルミナル(母の父ディープインパクト)24年2月1日生まれ 牝2歳 美浦・栗田徹厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4026万2000円 馬名の由来はラテン語で「神々の座所」。
特集
2026年10月25日のニュース
-
-
-
-
【菊花賞】パドックのツボ NEW -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
【菊花賞】陣営のひと言 NEW -
京都競馬場・馬場情報 NEW

