強かったバイラリーナの娘/福島6R新馬戦
2008年6月23日 06:00 福島6R・2歳新馬戦(芝1200メートル)は3番人気に推されたバイラオーラ(牝=後藤、父トワイニング)がデビュー勝ちを飾った。
道中は3番手を追走、直線はスムーズに外に持ち出すと鋭い決め手を繰り出して、2着エストシャインに1馬身1/4差をつけた。手綱を取った千葉は「追い出してからの反応が素晴らしい。道中はインで我慢して、直線は外へというレースを思い描いていたが、その通りに走ってくれた」とセンスの高さを絶賛する。後藤師は「切れ味の良さを生かせた。距離もマイルくらいまでは頑張って走ってほしいね」と期待していた。
母のバイラリーナは00年にオークストライアルのスイートピーSを勝ってオークス(8着)、秋華賞(15着)に駒を進めている。馬名の由来は母からの連想でフラメンコの踊り手のこと。母と同様に牝馬クラシック戦線での活躍が期待される。