【宝塚記念】ミスターX“晴れ舞台”でキングダム復権!

2011年6月26日 06:00

 阪神メーン11Rは春のグランプリ・宝塚記念(G1)。梅雨時だけに週末の天候が微妙だったが、レース当日は晴れ予報で、絶好の良馬場で行われそうだ。

 その週末の天候を最も気にしていたのが、ローズキングダムを管理する橋口師だった。携帯を片手に天気予報をチェック。「雨が降ったら印はいらんよ」とキッパリ言うほど、良馬場を願っていた。師は「パワータイプじゃないし、渋った馬場で58キロはこたえるから」と説明していたが、晴れ予報で勝機はグングンアップ。ファン投票2位の支持を集めた人気馬だが、前日最終オッズが6番人気(17・2倍)の低評価には驚いた。

 昨秋の神戸新聞杯ではダービー馬エイシンフラッシュをねじ伏せ、繰り上がりVのJCではあのヴィクトワールピサに先着した。最強世代でもトップクラスの実績を誇る。年明けの数戦は、他馬より重い重量に悩まされて伸びあぐねたが、定量戦のG1なら巻き返しも十分。前走の天皇賞(11着)は道中で折り合いを欠いていたように、明らかに距離が長かった。適距離で絶好のコンディションなら、負けられないところだ。世代最強の座は譲れない。

 馬単(9)から(2)(3)(4)(8)(10)(14)

特集

2011年6月26日のニュース