【朝日杯FS】ブライト広いコース合う 小島茂師「あえて阪神参戦」
2014年12月19日 05:30 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、朝日杯FSにブライトエンブレムで挑む小島茂師を直撃した。
――ブライトエンブレムの前走(札幌2歳S1着)は久々でプラス10キロの474キロ。
小島茂師 数字を見た時は多少心配になりました。でも中間の放牧中は500キロまでいっていたようだし、乗った感じや見た目には太い感じはありませんでした。
――スタートは初戦同様、悪かった。
悪いというよりゲートの中でガタガタうるさくしているのでタイミングが合わない感じ。タイミング一つでポンと出てもおかしくないと思います。
――ところが大外をまくって最後は突き抜けました。
こちらが考えている以上に強い競馬をしてくれました。今後が楽しみになるという感じを受けました。
――3着のレッツゴードンキが先週の阪神ジュベナイルFで2着。
牝馬ではあるけどG1であれだけ走ってくれたのはよい物差しになりました。ここに入っても引けはとらないでしょう。
――阪神の1600メートルという条件は?
今後を考えても1600メートルがどうか?というのはあります。それでもあえて使うのは阪神のような広いコースの方がより力を発揮できると思うからです。
――前走から間が開いている点はいかがですか?
乗っている感じで久々という感じは受けません。
――早めに栗東入りしました。
栗東なら考えた通りの調教が可能だし、輸送を考慮して早めにもっていきました。
――追い切りでトモ脚を外傷したようですね?
普段からトモをこすって出血する馬なのでバンテージを巻いて脚アテもしていたのですが、蹴る力が強いのでそれでもこすれてしまいました。でもこすれた程度で当日まで影響するようなケガではないので心配ありません。
――母同様G1ホースに!
お母さんと似ている面は顔のシルエットくらいですが、高い能力も受け継いでいてくれることを願っています。