【菊花賞】リアルスティール 矢作師「折り合いは心配していない」
2015年10月22日 05:30 【矢作師に聞く】
――けさの調教の指示、動きは。
「前半は併せた相手の後ろに付けて折り合いを見て、最後の1Fだけ抜け出す内容。指示通りの調教ができたと思う」
――ここまでの調整を振り返って。
「先週しっかりと負荷をかけて、思い描いた通りの調教ができた。仕上がりについては満足できている」
――前走(神戸新聞杯2着)を振り返り。
「勝てると思っていたが…。1番人気でファンに申し訳ないと思うが、僕としては内容について悲観はしていない。前走は骨折明けの一戦だったので、今回は使った上積みは大きいと思う」
――あらためてこの馬の強みは。
「柔らかくバネがあって、心肺機能に優れ能力が高い。完成がどこかは分からないが、まだまだ良くなると思う」
――3000メートルの距離について。
「どの馬にとっても未知な距離。それに対応できるように仕上げてきた。ハミの掛かり方とか、いかにロスを少なく運べるかがポイントになる。折り合いについては大きな心配はしていない。レースは(福永)祐一君に任せてあるが、話し合って正攻法の競馬ができればと思っています」