2025年02月09日 京都11R 第65回きさらぎ賞
3歳OP 特指 国際 馬齢 芝外・1800m
クラシックレースへの登竜門

<きさらぎ賞>1着でゴールしたビザンチンドリーム(手前)(撮影・後藤 大輝)

3歳馬の出世レース「第65回きさらぎ賞」(G3、芝1800メートル)が9日、京都競馬場で行われる。過去の勝ち馬には98年スペシャルウィーク、03年ネオユニヴァース、16年サトノダイヤモンドなどクラシックホースが名を連ねる。今年も新たなスター候補が誕生するか。
キャリア2戦の素質馬サトノシャイニングは昨年9月の中京で新馬戦V。前走の東スポ杯2歳Sは逃げて0秒1差の2着に好走した。勝ち馬クロワデュノールは次走のホープフルSでG1制覇。世代屈指の強敵相手に踏ん張った内容からも非凡なポテンシャルは間違いない。約3カ月ぶりの休み明けとなるが、先週はCWコースで6F81秒2~1F11秒2の好時計をマーク。態勢は整っている。管理する杉山晴厩舎は年明けのフェアリーSをエリカエクスプレスでV。25年の牡牝クラシックを盛り上げる。
友道厩舎のショウヘイも馬名通り、スケールを感じさせる逸材。初戦2着はリバティアイランドの半妹マディソンガールに敗れたが、2戦目は持ったままの手応えで抜け出し2馬身半差の快勝。使いながらパフォーマンスは上がっている。
ランスオブカオスは朝日杯FSで先行集団が止まらない流れを、中団から伸びて3着。センスの良さと鋭い切れ味は武器になる。シンザン記念3着の牝馬ウォーターガーベラも侮れない。

過去10年の結果から傾向を探る(21~23年は中京)。
☆前走 重賞組【4・3・4・17】と1勝クラス組【4・5・3・21】が中心。新馬組も【2・1・1・12】と健闘している。一方で未勝利組は【0・0・2・10】と狙いにくい。
☆馬体重 440キロ~459キロ【4・3・2・13】が好成績。次点で460キロ~479キロ【2・4・6・17】。500キロ~519キロ【2・2・1・11】と大型馬も好走。
☆人気 1番人気が【4・1・2・3】、2番人気【1・4・2・3】、3番人気【2・1・1・6】と上位の安定感は抜群。6、7番人気はともに1勝。
結論 ◎ミニトランザット ○ウォーターガーベラ ▲サトノシャイニング
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