きさらぎ賞の枠順が確定!

2025年2月7日 10:30

 過去の勝ち馬には98年スペシャルウィーク、03年ネオユニヴァース、16年サトノダイヤモンドと多くのクラシックホースが名を連ねるG3きさらぎ賞。今年も新たなスター候補生たちが集結した。

 キャリア2戦の素質馬サトノシャイニングは8枠10番に入った。前走の東スポ杯2歳Sは大外枠から逃げ、0秒1差の2着に好走。世代屈指の強敵クロワデュノールの後塵を拝すもポテンシャルの高さを示した。杉山晴師は「見た目が良く、体もしなやか。筋肉の質が走る馬のそれ」と同馬を高く評価する。初の右回りは課題となるが、ここで結果を出してクラシック候補の一角に踊り出る。

 ダービー3勝の名門・友道厩舎が送り出すショウヘイは6枠6番から。前走はノーステッキで2馬身半差の快勝を収め、馬名通りのスケールを感じさせた。伯母には15年牝馬2冠ミッキークイーンがおり、血統面からもポテンシャルは高い。朝日杯FSの3着馬ランスオブカオスは7枠7番から。先行集団が止まらない流れを、中団から伸びて3着。センスの良さと鋭い切れ味は武器になる。「落ち着きがあるので1F延長は問題ない」と奥村師も距離延長に自信を見せる。

 中の人は1枠1番に入ったジェットマグナムに注目する。前走ホープフルSは7着も「太かったのかも」と安達師。叩いて状態が上向きなら、キャリア2勝の実力が見られるはず。

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