2025年11月15日 東京11R 第30回武蔵野S
3歳上OP 指定 国際 別定 ダ・1600m
フェブラリーSと同じ舞台で行われる注目のGⅢ
<2024年・武蔵野S>武蔵野Sを制したエンペラーワケア(右)(撮影・郡司修)
15日(土曜)の東京メインは「第30回武蔵野S」(ダート1600メートル)。年明けのフェブラリーSと同条件の舞台設定で、1着馬にはチャンピオンズC(12月7日、中京)への優先出走権が与えられる。今年は並み居る重賞馬に、伸び盛りの3歳馬もエントリー。ダート路線の勢力図を占う好カードとなった。
主役は今年のフェブラリーSを制したコスタノヴァ。東京ダートは6戦6勝。全てで上がり3F3位以内をマークしているように、末脚を生かせる府中は絶好舞台だ。6月のさきたま杯(11着)から4カ月半ぶりの実戦だが、ここへ向けて乗り込みは順調。力を出せる状態にある。
対抗は3歳馬ルクソールカフェ。昨年11月、同条件の未勝利戦を1分35秒8の好時計でV。今春はケンタッキーダービー(12着)にも参戦、世界の強豪としのぎを削って力をつけてきた。古馬とは初対戦だが、2戦2勝の府中なら好勝負になる。オメガギネスは前走グリーンチャンネルCが圧巻の内容。トップタイのハンデ60キロを背負いながら、一瞬の脚を使って2着馬を4馬身突き放した。他にはG1馬ペプチドナイル、日の出の勢いのビダーヤなども上位を狙う。
過去10年で傾向を探る。
☆前走距離
距離延長組が5勝。特に1400メートル組が4勝と好成績を挙げている。今回と同じ1600メートル組は3勝。距離短縮組は2勝と一枚落ちる。
☆前走着順 1着は【5・2・2・28】、2着は【1・1・2・12】、3着は【3・3・1・11】と前走好走馬を素直に信頼していい。5着以下の連対はわずか3度。
☆人気
1番人気【2・1・1・6】、2番人気【3・2・1・4】、3番人気【2・0・0・8】。上位人気の信頼度はまずまず。6番人気以下の優勝3頭で波乱の可能性も。
結論 ◎サンライズフレイム ○ビダーヤ ▲コスタノヴァ
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