【梅ちゃん先生 特別編】22日阪神11R レシステンシアの逃げ切り

2020年11月22日 08:00

 マイルCS(阪神11R)は首尾よく内枠2番を引き当てたレシステンシアを狙う。G1・4勝目に王手をかけたグランアレグリアを太刀打ちできるのは、スペイン語で「抵抗」と名付けられたこの牝馬の抵抗力しかない。良馬場の阪神マイル戦の強さは昨年の阪神JFで証明済み。1分32秒7の2歳コースレコードで後続を5馬身突き放した。前半3F33秒7のハイペースで飛ばしながら、上がり3Fもバテずにメンバー最速の35秒2。2歳の時点でこれだけのパフォーマンスを見せた馬は過去にいない。

 その後のチューリップ賞は道中スローで流れる瞬発力勝負になって、後続の2頭に差し込まれた。桜花賞は道悪にスピードが殺された。NHKマイルCは東京の長い直線で瞬発力比べになり、ラウダシオンにかわされた。阪神の良馬場で内枠から鉄砲玉のように飛ばして持久力戦に持ち込めば巻き返せる。

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