2025年09月21日 阪神11R 第73回神戸新聞杯
3歳OP 指定 国際 牡・牝 馬齢 芝外・2400m
菊花賞トライアル(3着までの馬には菊花賞への優先出走権)

<2024年・神戸新聞杯>鮮やかに逃げ切ったメイショウタバル(右)(撮影・亀井 直樹)

21日の阪神メインは菊花賞トライアル「第73回神戸新聞杯」(G2、芝2400メートル外回り)だ。
オークス馬カムニャックで14日の秋華賞トライアル「ローズS」を制した友道厩舎が、ここはショウヘイを送り出す。春は京都新聞杯を制し、本番のダービーで勝ち馬クロワデュノールと0秒3差3着。まだキャリア5戦。伸びしろは計り知れない。カムニャック同様、万全の調教を積み、夏を越しての成長を感じさせる。前哨戦から力を示すか。
器の大きさならエリキングも世代トップクラスと言っていい。昨年、新馬戦から破竹の3連勝で京都2歳Sを制覇。骨折明けの皐月賞こそ11着に敗れたが叩き2走目のダービーは展開不向きの中、後方から目を引く末脚で5着に食い込む力走を見せた。同じ休み明けでも春とは過程が違う。
実績ならジョバンニも見劣らない。昨年京都2歳S、ホープフルSで連続2着。皐月賞は向正面で挟まれる不利を受けながら4着に食い込んだ。ダービー8着後はひと息入れて充電完了。飛躍を期すシーズンだ。
他には京都新聞杯3着のフランケル産駒デルアヴァーや今夏、北海道で2勝を挙げた上がり馬アルマデオロなど楽しみなメンバーがそろっている。