【神戸新聞杯】エリキング差し切った JRA重賞150勝の川田「菊花賞の準備をした。ありがたい収穫」

2025年9月21日 15:40

阪神11R・神戸新聞杯を制したエリキング(手前)(撮影・中辻 颯太)

 菊花賞トライアルのG2「第73回神戸新聞杯」が阪神競馬場で行われ、2番人気エリキング(牡=中内田、父キズナ)が外から差し切った。

 2着ショウヘイ、3着ジョバンニまでが菊花賞の優先出走権を手にした。

 絶好の手応えから残り200メートルで先頭に立ったショウヘイをエリキングが外からグイグイと追い詰め、ゴール前で差し切った。京都2歳S以来となる重賞2勝目。ダービーは5着だったが、最後の1冠へ、しっかりと勢いがついた。

 川田将雅騎手は23年サトノグランツ以来のこのレース制覇。JRA重賞は区切りの150勝目となった。

▽川田将雅騎手

 菊花賞のための準備をしました。春よりもひとつ、体が成長して進みは出てきたが、菊花賞のためにあえてゆっくりと、この馬のリズムを大事に道中は組み立てた。現状のつくりでこれほど動けるのかと思うくらい、動いてくれたので、無事に次に向かってくれればというところ。これを使って良くなるようにつくっている中で、これだけの走りができたことは凄くありがたい収穫です。

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