【水沢11R・青藍賞】フジユージーン復活の秋
2025年9月21日 09:30 1着馬にマイルCS南部杯(10月13日、盛岡)の優先出走権が与えられる一戦。本命は秋初戦となる(4)フジユージーン。飛躍が期待された今春の2戦だが、いずれも逃げたヒロシクンを捉えられず2着に。4カ月ぶりの一戦となる今回は主戦・村上忍が調教中のケガにより手綱を握れないため、厩舎所属の菅原辰に早めに騎乗を依頼。鞍上もやる気にあふれており、ここで復活Vを決めたいところだ。
強敵はもちろんヒロシクン。赤松杯、シアンモア記念とマイル重賞を◎相手に逃げ切ったのは記憶に新しい。この馬にとって有利な内枠を引けただけに、すんなり主導権を握ってしぶとい粘りを発揮する。道悪巧者のライアンが侮れない。土曜の午後から雨予報だけに、馬場の回復が遅れるようなら出番がある。仕上がりは悪くないヘリオス。好位のインで一発を狙う。
▼ヘリオス(千葉幸師)十分に追い切れたけど時計が物足りなかった。実戦タイプなのかな。やれることはやったので、あとはどこまで走ってくれるかだけ。
▼ヒロシクン(佐藤雅師)順調に仕上がった。今の時計の速い馬場は気になるが、今回も逃げて、この馬の粘りを見せるだけです。
▼ライアン(佐藤浩師)調子を崩した昨夏と違い今年は順調に夏を越せた。前走で勝ったように距離は問題ないけどマイルが得意な馬が多いからね。この馬が得意とする道悪になれば面白いかも。
▼フジユージーン(瀬戸師)木曜の追い切りは北海道のセール帰りで見られなかったが、直前の気配は凄く良かった。何とかここで復活Vを決めたい。
▼サンエイコンドル(佐藤浩師)マイルの距離はベストだし、状態も安定しているけど重賞となるとどうだろう。どこまでやれるか。
▼レライタム(伊藤忍師)いずれはオープンで戦う馬だと思っているので重賞に出走してみる。小回りの水沢になって、このメンバー相手にどこまでやれるか楽しみにしている。
▼マイネルアストリア(関本師)減った馬体が戻ってこないのが気になるね。逃げたいけど内にヒロシクンがいるから、2、3番手で運んで粘る競馬かな。
▼シンヨモギネス(桜田康師)変わらずに来ている。前走は中央馬相手に頑張ってくれた。しまい伸びるタイプなので小回りの水沢コースをこなしてくれれば、このメンバーでも。
▼ゼットセントラル(菅原右師)9歳になった今年は昨年ほどの切れが見られない。流れが向いて入着があればいいところかな。
▼スプラウティング(酒井師)好状態をキープしている。先行できる分、小回りの水沢は合うが、できれば内めの枠が欲しかった。
▼ビッグタマテルーフ(伊藤和師)順調に来ているけど重賞となると相手が強いかな。チャレンジャーの気持ちで挑みたい。