毎日杯の枠順が確定！

　昨年1～3着を独占したディープインパクト産駒の2頭に注目が集まる。初タイトルを狙うシャフリヤールは6枠6番に入った。17年にこのレースを制し、その後年皐月賞も制したアルアインの全弟。前走は共同通信杯に出走し3着に終わったものの終始外々を回らされ、脚を溜められなった展開を考慮すれば、負けて強しだった。大舞台に向けて負けられない一戦となる。

　2戦2勝のグレートマジシャンは7枠7番から3連勝を見据える。武器は極上の切れ味。前走のセントポーリア賞では出遅れもなんのその。上がり3F33秒3の末脚で差し切って見せた。兄弟はみな奥手だが、こちらはクラシックを目指せる器に間違いない。

　4枠4番のルペルカーリアは、母はシーザリオ、兄にＧⅠ馬3頭を持つ血統馬だ。昨秋の新馬戦は4着に敗れたが、放牧をはさみ立て直した前走の未勝利が好位追走から突き抜けて圧巻の内容。師も「相手強化でも楽しみ」と連勝に期待している。モーリスの産駒は年が明けてから重賞3勝とエンジンがかかりつつある。世代トップといえる良血も続けるか。

　中の人注目プログノーシスは1枠1番に入った。ディープインパクト産駒第三の矢である同馬は前走初出走ながら既走馬相手に快勝した。上位2頭に注目が集まるなら狙ってみても。