クラッシック路線へ向かう若駒の登竜門「第71回毎日杯」。アルアイン、シャフリヤールなど近年はＧⅠにつながる一戦として定着している。今年の主役は1枠1番の無敗馬ノーブルロジャーが担う。前走・シンザン記念では抜群の手応えで突き抜けるインパクトを与える勝ち方。ここも勝ってクラシックの主役に名乗りを挙げる。

　半姉にGⅠ2勝のミッキークイーンがいる良血ニュージーズは8枠10番。1戦1勝ながら、新馬戦が5馬身差Vと素質を感じさせる内容。木村厩舎＆ルメールのタッグも心強い。紅一点のルシフェルは2枠2番から。キャリア4戦のうち3戦が上がり3F最速と末は堅実。前走・阪神JF（6着）はスタートで後手を踏み、最後の直線でも前が壁になる不利があった。スムーズなら勝ち負け可能だ。

　中の人注目は3枠3番のベラジオボンド。新馬戦は好位から抜け出し3馬身差の快勝。前走・共同通信杯（6着）は出遅れに加え超スローペースの展開が厳しかった。ここでは見直したい。