【馬乗り達人塾 番外編】6日小倉3R ゲーベル舞台魅力

2024年7月6日 08:01

 先週のスプリント重賞・北九州記念は本命を打ったジャスパークローネがまさかの出遅れ。スタート直前でバランスを崩し、いつものダッシュが決まらなかった。見せ場なく16着。騎乗した団野は「ジャスパークローネもテンのスピードは速いが勝ったピューロマジックは近くで見ていて、とんでもなかった。互角のスタートでもハナを奪えたかどうか…」と振り返る。スタートと二の脚の速さはジャスパークローネが現役最速と断言してきた。軽量の恩恵があったとはいえ、実際に騎乗したジョッキーがそう言うのなら、それが正しいのだろう。ピューロマジック、恐ろしい…。

 団野はきょう小倉で7鞍。3R・3歳未勝利、ゲーベルの感触が良かった。ブリンカー着用で挑んだダート7Fの前走は好スタートからハナを奪ったが行きっぷりが良過ぎて直線、失速し5着。団野は「ブリンカーが効き過ぎたが1000メートルなら、ちょうどいいと思う」と2F短縮を歓迎した。スピードの違いで押し切る。単勝、馬連で相手はビーコング、シュムック、エクセレンアーサーへ。

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