共同通信杯の枠順が確定!

2025年2月14日 10:30

 歴代優勝馬にミスターシービー、ナリタブライアン、ジャングルポケットなどが名を連ねるクラシックへの登竜門「第59回共同通信杯」(G3、芝1800メートル)が16日、東京競馬場で行われる。

 半姉に有馬記念などG14勝リスグラシュー、キャリア1戦の主役候補ネブラディスクは5枠5番に入った。早めに先頭に立ちながら、後続を3馬身離した前走の新馬戦は圧巻。福永師も「調教よりはるかにいい走りだった」舌を巻いた。今回は鞍上に武豊を迎えて重賞初挑戦。名手は「(福永師との)コンビで勝てたら面白いね」と気合十分だ。

 強烈な決め手を誇るリトルジャイアンツは8枠9番から。前走・若竹賞は最後方から見事な一気差しで1着。ただ、直線でモタれていた点が気がかりで村田師も「気に入らない」と辛口にジャッジした。それでも追わずにあの走りなら能力は相当。未勝利Vの東京で更なる末脚を見せる。8枠8番レッドキングリーは東京スポーツ杯2歳Sで3着の素質馬。1着クロワデュノールはホープフルS、2着サトノシャイニングは先週のきさらぎ賞を制した。あっさり重賞Vがあっても。

 中の人は2枠2番マスカレードボールに注目する。前走、初の中山となったホープフルSは11着も、2走前に今回と同じ東京1800メートルのアイビーSを完勝。気性の危うさはあるが、東京に戻って改めて期待したい一頭だ。

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