ショウナンアデイブ ハマるかどうか
2025年2月21日 15:00◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。
ツーエムクロノス(土曜2R)は調教に乗りましたが、良くなっていますよ。あとは、気持ちの面がどうかですね。
ランフォースマイル(土曜6R)はいい馬ですが、2000メートルは少し長いかもしれません。
ザハント(日曜1R)は調教に乗りましたが、良かったですよ。勝ち負けになっていいと思います。
フララナキラ(日曜5R)は学習能力が高い馬で、前走いい脚を使ってくれましたからね。展開ひとつだと思います。
ヴェルテンベルク(日曜9R)は調教の動きはいいのですが、実戦にいくとちょっと物足りないですね。展開の助けがあれば。
ルナビス(日曜10R)は前走いい脚を使ってくれました。力はあるので展開ひとつですね。
ショウナンアデイブ(日曜11R)はずっと攻め馬をつけていますが、状態は良さそうです。あとはハマるかどうかですね。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
1Rタニセンダイヤ ☆
前走は後方から追い上げて6着と進境はあったが、勝ち負けとなるともう少し経験が必要か。好仕上がりのアンドリーナ、長くいい脚を使うヨドギミ、距離延長は好材料のリオンプライムが上位候補か。
2Rツーエムクロノス ☆☆
前走は長くいい脚を使い4着。小回りは合っている印象で、展開ひとつで更に上位も可能。前走立て直した効果があったスナークピカソ、小回りの小倉は合うウインシャーガス、好仕上がりのウィアステーラが上位候補か。
6Rランフォースマイル ☆☆☆
ここまで4戦して2着1回4着3回。小回り向きの先行力があり、やや低調な今回のメンバー構成なら上位争い可能。堅実なウアーシュプルング、叩いた上積み十分のヨヒーン、距離延長は歓迎のヘンリエッタが強敵か。
8Rコスモフレディ ☆
ここまで4戦して4着が最高着順。現状ではワンパンチ足りない印象で、展開の助けがないと…。小倉は相性抜群のサンドブラスト、堅実なヒヒーン、器用さがあるレッドライトニングが上位候補か。
9Rマイネルラッシュ ☆☆
前走は10着だったが、格上挑戦で参考外。過去に現級勝ちの実績があり、変わる可能性も十分。前走初めての1200メートルで好走したジャグアール、立て直し好仕上がりのアドマイヤジェイ、前走の末脚が目立っていたドランクマンが上位候補か。
11Rサンライズグルーヴ ☆☆
前走は長く脚を使い0秒4差4着。定量戦で斤量増は鍵になるが、末脚が生きる流れになれば上位食い込みがあっても。小回りは合うジョージテソーロ、小倉は相性抜群のゴッドブルービー、渋太さ十分のメイショウホマレが上位候補か。
12Rマイネルシーマー ☆
過去に現級でも好走歴はあるが、近走が大敗続き。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。自在性があるヴィスマール、前走は不利が痛かったマイネルフランツ、叩いた上積み十分のエランが上位候補か。
日曜日
1Rザハント ☆☆☆
前走は中団からいい脚を使い2着。前回より相手関係が楽になった印象で、今回も上位争い可能。前走は不利があったイエローブリック、渋太さがあるライフゲート、叩いた上積み十分のブラックタローが強敵か。
5Rフララナキラ ☆☆
前走は中団からいい脚を使い0秒1差3着。一戦毎に成長している印象で、今回も上位争い可能。小回りでもう一押しを狙うアレグランサ、小倉は合うコスモアンソロジー、末脚堅実なミッドセンチュリーが上位候補か。
6Rトーケンサワー ☆☆
2、3着があり今の未勝利なら力は上位の存在。初ダート克服が鍵になるが、やや低調な今回のメンバー構成なら上位食い込みがあっても。叩いて動きが良くなったキョウキランプ、ダートに戻るプレスドナイル、前走初ダートで変わり身を見せたジェバーダが上位候補か。
7Rマハナ ☆
大きくは崩れない反面、使える脚が短くワンパンチ足りない印象。展開の助けがないと…。小回りは合うエイシンジェンマ、好仕上がりのエコテーラー、クラス慣れしてきたレイピカケが上位候補か。
8Rアルマーザアミール ☆
中央再転入初戦の前走が9着。距離延長で少しでも前進があればいいが…。長距離は合うコスモジンバック、前走の末脚に見所があったレグロスヴァーグとアスクヒロイズガイが上位候補か。
9Rヴェルテンベルク ☆☆
前走は後方から長く脚を使い0秒2差5着。開催の進んだ馬場は好材料で、差しが決まる展開なら上位食い込みも。堅実なコスモレオナルドとジーティームソウ、叩いて状態上向きのマテンロウアルテが上位候補か。
10Rルナビス ☆☆☆
もう一押しが課題だが、現級で2着6回があり力は上位。小倉との相性も良く、展開ひとつで上位争い可能。末脚堅実なタガノアレハンドラ、叩いた上積みが見込めるクリノグローリー、ここにきて力を付けているクラウンシエンタが強敵か。
11Rショウナンアデイブ ☆☆
前走は7着だったが、勝ち馬とは僅か0秒5差。開催が進み差しが利く馬場は合っており、ハンデ重賞なら上位食い込みがあっても。小倉は崩れず走るロングラン、昨年の勝ち馬エピファニー、1800メートルは合うシルトホルンが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。