ショーマンフリート 初めての距離でどこまで

2025年6月13日 15:28

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。

レッドシュトラール(日曜3R)は先週追い切りに乗りましたが、動きは良かったですよ。あとは道中ついていけるかどうかですね。

アンダーザライト(日曜4R)は安定してきましたね。中間乗っていないので状態は変わりませんが、疲れていなければ今回も頑張ってくれると思います。

ショーマンフリート(日曜10R)はもう少しやれてほしいところですが、今回2400メートルですからね。初めての距離でどこまでやれるかです。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rクロウソング ☆☆
 ここまで芝で10、8着だが、調教の動きは悪くない。やや低調なメンバー構成でもあり、ダートで変わる可能性も。安定感が出てきたクインズエクレア、叩いて動きが良くなったマキャベリー、ダートでもう一押しを狙うサンタアニタが上位候補か。

8Rロンドンアームズ ☆
 過去に現級でも2着と好走したことがあるが、近走が大敗続き。キッカケを掴めればいいが…。1400メートルは合うラヴスコール、前走は不利があったプリュノワール、長期休養明けも素質高いキングズブレスが上位候補か。

9Rバックスクリーン ☆
 2勝クラスではメドが立っていない。得意のダート長距離で少しでも前進があればいいが…。渋太さ十分のライジンマル、近走大崩れが少ないタイセイアディクト、立て直して好仕上がりのコルサファターレが上位候補か。

10Rジャスパーロブスト ☆☆
 ここまで6戦3勝で、前走も4馬身差をつけ完勝。長期休養明けは割り引きだが、気性的に距離短縮は好材料。能力の高さで上位食い込みがあっても。末脚堅実なジョディーズマロン、安定した成績のナイトアクアリウム、距離短縮で切れが増しそうなフルオールが上位候補か。

11Rバレエマスター ☆
 前走は後方からいい脚を使い4着と復調気配。開催が進んだ馬場は好材料で、末脚の生きる流れになれば食い込みがあっても。オープン特別なら実績上位のダノンエアズロック、好仕上がりのシュバルツクーゲル、前走は重賞でも見せ場があったグランドカリナンが上位候補か。

日曜日
3Rレッドシュトラール ☆☆
 前走は後方から差を詰めて6着。距離延長でもう少し流れに乗れれば上位食い込みも。末脚堅実なアバレリュウとデルマアリエル、堅実なハクシンブライアンが上位候補か。

4Rアンダーザライト ☆☆☆
 近2走連続で2着と安定して力を出せるようになってきた印象。差しが利く今の馬場も合っており、今回も上位争い可能。大崩れがないウインイザナミ、いい決め手を持っているオカゲサン、距離短縮でもう一押しを狙うララバニュルスが強敵か。

10Rショーマンフリート ☆
 前走着順を上げたように、徐々にクラス慣れしてきた印象。ただ、勝ち負けとなると、展開や馬場の助けは欲しいところ。末脚堅実なカフェグランデ、3勝クラスなら力上位のミスタージーティー、前走快勝で本格化した印象のシンハナーダが上位候補か。

11Rユティタム ☆
 過去にオープン勝ちの実績はあるが、近走成績は一息。初芝でどこまで変わるかだが…。重賞勝ちの実績があるサトノカルナバル、1400メートル巧者のベガリス、末脚堅実なグレイイングリーンが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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