ウインマイルート スムーズならチャンス
2025年4月18日 17:20◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。
サイモンポーリア(土曜7R)は状態は悪くないので、再度牝馬限定戦なら大きくは崩れないと思います。
オーケーエンジェル(日曜2R)は新馬戦の時に乗りましたが、悪いイメージはありません。ダートでどう変わるかですね。
コスモフレディ(日曜8R)は小回りに替わって展開がハマれば、ですね。
モリノレッドスター(日曜9R)は調教に乗りました。このクラスでも好走していますが、追ってから上に抜けるようなところがあったので、その辺がどうかですね。
ウインマイルート(日曜10R)は中間乗って状態は良さそうですよ。スムーズならチャンスはあると思うので、できれば内枠がほしいですね。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
1Rスマートテンペスト ☆☆
先行力と渋太さがあり、近4走中3回掲示板確保。距離短縮でもう一押しも。前走は出遅れが響いたパッションディーバ、揉まれなければ渋太いタルトポワール、競馬慣れしてきたミトノキャットが上位候補か。
3Rコスモアチーブ ☆☆☆
前走は長くいい脚を使い2着。血統から距離延長、小回りの福島替りは好材料で、今回も上位争い可能。末脚堅実なウインイルネージュとブリヤディアマンテ、前走は脚を余したシャインバオバプが強敵か。
5Rサミダレナイツ ☆☆
前走は直線で内に刺さる面を見せながらも5着死守。右回りに戻るのは好材料で、能力全開なら上位食い込みも。前走は道悪が応えたウインベラーノ、安定感が出てきたオビドス、小回り替わりは好材料のマイネルアレスが上位候補か。
6Rグッバイウェーブ ☆☆
前走は10着だったが、勝ち馬とは僅か0秒5差。先行力があり距離短縮は好材料で、上位食い込みも十分可能。前走芝替りで見せ場があったキタノブリッジ、安定感があるヒロノエクスカリバ、好仕上がりのマイネルレクエルドが上位候補か。
7Rサイモンポーリア ☆☆
7歳馬だが、前走5着と健闘しているように衰えはない。3走前に3着があるように、低調なローカルのメンバー構成なら、展開ひとつで上位食い込みがあっても。減量騎手でもう一押しを狙うイラーナ、末脚堅実なノーブルアクト、好仕上がりのシャーリーゴールドが上位候補か。
9Rジェットブレード ☆☆
今回と同じ福島2000メートルで未勝利勝ち。1勝クラスではもうひとつの成績だが、すんなり単騎逃げに持ち込めれば粘り込みがあっても。自己条件に戻るデルアヴァー、小回りは合うコスモアンソロジー、末脚堅実なプレミアシップが上位候補か。
10Rウインデイジー ☆
近走大きく崩れることは少ないが、現状ではパンチ不足の印象。展開の助けがないと…。現級勝ちがあるスズカミエール、マイペースなら渋太いテリオスルル、前走は道悪に泣いたオリーボーレンが上位候補か。
日曜日
2Rオーケーエンジェル ☆☆
前走は追ってからが案外で7着も、好位で運べたのは収穫。芝ではパンチ不足の印象で、ナダル産駒ならダート替りで一変する可能性も。前走初ダートで変わり身を見せたミセスリリー、堅実なタマモジャスミン、長く脚を使えるブルームワルツが上位候補か。
3Rオニマル ☆☆☆
前走は15着と大敗したが、距離が長かった印象。2着2回がある1200メートルに戻れば、巻き返し可能。前走芝1200メートルの適性を見せたエスペシャリー、好仕上がりのマグネシアブリック、前走見所のある末脚を使ったラースアルアインが強敵か。
4Rバックパック ☆☆
今回が初出走になるが、1週前にウッドコースで好時計をマーク。血統面も確かで、既走馬相手でも差のない競馬ができそう。小回りの福島目標に好仕上がりのヨヒーン、末脚鋭いルールーリマ、動きが変わってきたラッフルズドリームが上位候補か。
7Rコスモレオナルド ☆☆☆
前走は7着と崩れたが、13戦中10回馬券圏内と相手なりで堅実なタイプ。小回りに戻れば上位争い可能。叩いて状態上向きのアドミラルシップ、福島で勝ち鞍があるナムラブーニン、小回り向きの先行力があるジーゲルが強敵か。
8Rコスモフレディ ☆☆
3走前に小倉で2着と好走しており、小回りの福島に替るのは好材料。末脚の生きる流れになれば食い込みも。距離延長でもう一押しを狙うクアトロジャック、好仕上がりのヤマニンクイッカー、減量騎手起用でもう一押しを狙うパープルナイトが上位候補か。
9Rモリノレッドスター ☆☆
前走は伸びを欠き12着だったが、現級で馬券圏内が4回と力は互角以上。末脚の生きる展開なら、上位食い込み可能。叩いて動きが良くなったクリノハレルヤ、福島は相性がいいロードマイライフ、現級勝ちがあるライクアフラワーが強敵か。
10Rウインマイルート ☆☆☆
前走は直線で前が開かずに不完全燃焼の6着。3走前に今回と同じ福島2600メートルで現級2着があり、能力全開なら上位争い可能。小回りの長距離は合うサークルオブジョイ、長くいい脚を使うローザサンリヴァル、福島替りは好材料のエコロレイズが強敵か。
11Rフェアエールング ☆☆☆
2走前に福島記念で2着し、前走の小倉牝馬Sでは1着同着と着実に力を付けている。ここを目標に仕上がりは良く、斤量が増えるが今回も上位争い可能。ハイレベルの4歳世代の1頭ホーエリート、昨年の2着馬フィールシンパシー、底らしい底を見せていないアドマイヤマツリが強敵か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。