【安田記念】クルーズ師 ビューティー東京での巻き返し信頼
2017年6月2日 05:30 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、安田記念にビューティーオンリーを送り出すクルーズ師を直撃した。
――ビューティーオンリーですが4月に香港でお会いした際には安田記念を目指すと言われていました。
クルーズ師 前走(チャンピオンズマイル2着)で悔しい負け方をしたので東京で巻き返したいと来日を決めました。
――その前走ですが好スタートから好位を追走。
道中は悪いリズムではありませんでした。人気馬(1番人気ラッパードラゴン)が故障した時も前にいたので不利なく進めることができました。
――コーナーもインでコースロスなく立ち回って直線へ。
ただ、直線で前をふさがれて追い出しが遅れる不利がありました。あの不利は大きかったです。
――日本への輸送で体重が減ったと聞きました。
検疫で多少減りました。でもそれは仕方のないこと。到着後もカイバを食べてリラックスしているのでだいぶ戻してきています。
――最終追い切りの動きは?
いつもうちの厩舎でやるようにスタートで追って後半はリラックスさせる感じ。良い動きだったと思います。
――レースではいつも通りメンコと舌を縛る形でしょうか?
もともと音に敏感なタイプ。特にレース当日の東京競馬場はファンの大声援が凄いのでメンコは絶対条件になります。
――初めての左回りはいかがでしょうか?
正直それがどうか?と思っていました。でも、調教を見る限り上手に手前を替えているし、問題なさそうです。
――実績を残している硬い馬場なら楽しみ?
あまり渋ると良くないけど、多少の湿りは大丈夫。でもベストパフォーマンスをお見せできるのはやはり硬い馬場の時。良馬場なら良い勝負ができると信じています!!