【日本ダービー】エポカドーロ、自信の馬なり仕上げ

2018年5月24日 05:30

岡田を背にCWコースで併せて追い切るエポカドーロ(手前)(撮影・平嶋理子)

 エポカドーロは岡田(レースは戸崎)を背にCWコースへ。ダノンサンシャイン(5歳500万)の4馬身後方でスタートして、その差を2馬身に縮めて直線に向く。馬なりで馬体が重なって半馬身先着でフィニッシュ。しまい重点で6F88秒7〜ラスト12秒9と軽いが、藤原英師は納得の表情で切り出した。

 「やろうと思えばナンボでもできるが、それがいいのかどうか。馬と会話しながら悩んだ結果、道中ゆったり走らせて直線で併せる追い切り。フレッシュでいい状態。見た目の印象と岡田の感触が一致した」

 回復力はトレーナーの想像を上回る。「皐月賞後の状態の見極めには時間がかかったが、動きやカイ食い、目つきからイケると確信した」と状態に自信を見せる。15年ドゥラメンテ以来、史上24頭目の春2冠制覇へのチャレンジに「距離、初の左回りで難しい戦いになるけど期待している」と結んだ。

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