【秋華賞】アーモンドアイが牝馬3冠!ルメール「日本で1番強い馬」
2018年10月14日 16:00 3歳牝馬の3冠最終戦「第23回秋華賞」(G1、芝2000メートル)が14日、京都競馬11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の圧倒的1番人気アーモンドアイ(牝3=国枝)が勝利。絶対女王が2012年のジェンティルドンナ以来6年ぶり、史上5頭目となる牝馬3冠を達成した。
最強女王にふさわしい走りだった。先行有利といわれる京都2000メートル内回りコースでも後方待機の横綱競馬。直線で大外に持ち出されると、1頭次元が違う末脚で逃げ粘るミッキーチャームをとらえきった。
手綱をとったルメールは「素晴らしい馬です。(自身が)3冠を取ったのは世界で初めて。信じられない」と喜び爆発。「きょうのレースは彼女のテンションが高く、ずっと心配していた。4コーナーで周りの馬が進まず、大外に出すしかなかった。でも、それからはすごく気持ちが良かった。素晴らしい脚だった」とレースを回顧した。
これまで日仏の両国で名馬に騎乗してきた名手は「ファンタスティックホース。日本で1番強い馬です」と賛辞を惜しまない。次走からは牡馬、古馬と対戦することになるが「次走が今から楽しみ」と不安はない。最強牝馬が次のステージへ向かう。