【京阪杯】西もロードカナロア ダノンスマッシュ父の出世街道をたどる
2018年11月25日 17:15 西の重賞もカナロア産駒だ。秋の京都開催を締めくくる短距離「第63回京阪杯」は1番人気のダノンスマッシュが内から鋭く伸び、重賞初制覇を飾った。
父ロードカナロアの出世街道を歩む快勝劇だった。ダノンスマッシュは好スタートから好位のインをキープ。直線は逃げたワンスインナムーンの内1頭分にできたスペースへ飛び込むと、瞬時に抜け出して差し切った。北村友は「強かったですね。直線は空くところに突っ込める手応えがあったし、その通り脚を使ってくれた」と満面の笑み。
同じカナロア産駒のアーモンドアイがジャパンCを制覇。現役時代にロードカナロアを管理した安田隆師は「東京で大きなところを勝っていたし、こっちも勝たなアカンと思っていた。完勝でしたね」と勝利をかみしめる。短距離G1・6勝の父も3歳時に当レースで重賞初制覇を飾った。