【中山記念】“申し子”ステルヴィオGO 木村師「楽しみ」
2019年2月20日 05:30 中山日曜メイン・中山記念の有力馬ステルヴィオもノーザンファーム天栄をフル活用して成長を遂げた。前走・マイルCSを鮮やかな好位差しで悲願のG1初制覇を飾ると、レース5日後の昨年11月23日に同ファームへ放牧。1月23日に美浦に帰厩するまでの2カ月間はウオーキングマシンやトレッドミル、坂路など同所の施設で鍛錬を積み、パワーアップを図ってきた。
全休明けの19日は坂路で4F73秒4と軽めのキャンター。力感あるフォームで20日の最終追いに備えた。木村師は「成長しています。休み明けの分で体に余裕はあるけど、いい意味で大きくなっている。健康状態もとてもいい。ここでも楽しみ」と始動戦Vに照準。今回の中山芝1800メートルは昨年3月スプリングSで重賞初Vを飾った思い出舞台。G1馬5頭が集結した豪華決戦を突破すれば、さらなる飛躍が保証されている。