【安田記念】アーモンド 陣営“唯一の不安”はスタート

2019年5月30日 05:30

<安田記念追い切り>クリストフ・ルメールを背に追い切るアーモンドアイ(撮影・郡司 修)

 【取捨選択・アーモンドアイ】海外帰りに久々のマイル。探せば出てくるアーモンドアイの不安点だが、いずれも重箱の隅をつつくようなもの。動きや馬体、実績から問題にならないはずだ。ただ“唯一の不安”として陣営が挙げたのはスタート。秋華賞では出負け、ジャパンCでも立ち上がるようにスタートした。ゲートは決して上手とはいえない。ルメールも「たまに出遅れる。そこは気をつけたい」と表情を引き締めた。

 ドバイターフでは好スタートを決めたが、枠入りから発走まで付き添うゲートボーイの存在が大きかった。国枝師は「今の東京の芝は(時計が)速すぎて、競馬全体が前から早めに動く。今まで以上にスタートが重要」と話す。練習では「落ち着いている」というが本番では?ダービーのサートゥルナーリア(4着)のように、大本命馬の出遅れはレース全体を左右する。“1完歩目”が勝敗を決するか!?

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