【英Kジョージ6世&QES】枠順確定、エネイブル“余裕”

2019年7月26日 05:30

 JRAが馬券発売する英G1「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」(アスコット芝2390メートル、日本時間27日23時40分発走)の出走馬、枠順が25日、確定。日本から挑戦するシュヴァルグラン(牡7=友道)は6番ゲートとなった。不動の主役は今秋の凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン)で史上初の3連覇を狙うエネイブル(牝5=英ゴスデン)。順調な調整ぶりにゴスデン師は余裕の口ぶり。大外11番ゲートから11連勝を狙う。

 エネイブルは25日はニューマーケット調教場のウォーレンヒルの坂路を軽く1本、上がった。見守ったゴスデン師は「これくらいは彼女にはイージーワーク。暑さにも負けていませんよ」と笑顔を見せた。今年初戦だった6日のエクリプスSで10連勝&G1・8勝目をマーク。「中間、フランキー(デットーリ騎手)に乗ってもらったところ、彼は“良い状態を維持しています”と言っていました。実際、前走後の動きに関してはさらに良くなっているくらい」と上積みを強調した。目標はあくまで凱旋門賞だが「実際に(17年に)勝ったことのあるレースだし、恥ずかしい競馬にはならないでしょう」。シュヴァルグランをはじめ金星を狙う他馬にとって、厚い厚い壁となりそうだ。

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2019年7月26日のニュース