年間30勝到達の菜七子 「フェアプレー賞」初受賞も
2019年9月30日 05:30年間30勝に到達したことで、菜七子はJRAが制定する「フェアプレー賞」を初受賞する可能性も出てきた。有資格者は年間30勝以上かつ、反則などによる制裁点数が10点以下の騎手。個人の制裁点数は非開示だが、今年は9月29日現在で9騎手が有資格者に名を連ねている。菜七子は「レースは勝つことが一番大切です。その上で周囲に迷惑が掛からないように、危ない競馬にならないように乗りたいと心掛けています」と話す。また、時には「命を懸けてレースに乗っているので、急に前に入られたり、危ない騎乗には怒ることもあります」とも。「フェアプレー賞」は80年度より表彰が行われており、歴代最多受賞者は藤田伸二の16回。昨年度は戸崎圭太、蛯名正義、田辺裕信(関東所属)、川田将雅、北村友一(関西所属)の計5人が受賞している。